2026年のシート争いが始まる。メルセデス&ラッセルの契約延長発表が間近、ボッタスもグリッド復帰か/F1 Topic
2025年F1第14戦ハンガリーGPの週末、メルセデスがジョージ・ラッセルとの契約延長を発表すると言われている。
これはメルセデスへの移籍が噂されていたマックス・フェルスタッペンがレッドブルに残留することが確定したことを意味する。ただし、フェルスタッペンは元々2028年末までレッドブルと契約しているため、2026年以降に残留することについての発表をチームが行うことはない。
メルセデスのもうひとりのドライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリも2026年以降は未定だが、フェルスタッペンが残留することになれば、メルセデスに残留することが濃厚だ。だが、こちらの発表はラッセルとは同時に行われない模様で、夏休み明け以降となるようだ。
メルセデスに関しては、リザーブドライバーを務めているバルテリ・ボッタスも今週末、発表があると言われている。その発表とは、2026年からF1に参戦するキャデラックへの加入だ。ボッタスに関しては、2025年限りでシートを追われる可能性が決定的となっているフランコ・コラピントに代わって、2026年からアルピーヌに行くのではないかという噂もあったが、F1に参入するキャデラックが経験豊富なドライバーを強く希望しており、ボッタスにとって、強力なNo.1ドライバーであるピエール・ガスリーがいるアルピーヌよりキャデラックのほうが魅力的だったようだ。
夏休み前最後の1戦となるハンガリーGPは、2026年のシート争いの開幕戦となりそうだ。