【決勝日コメント】
ボルトレートが2度目の入賞「全セッションでマシンの感触が良かった」キック・ザウバーは5戦連続でポイント獲得
2025年F1ベルギーGP決勝で、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレートは自身2度目の入賞を達成、9位で2ポイントを獲得した。
グリッドと同じ10番手をファーストスティントで維持し、多数のドライバーと同じタイミングで12周目にスリックタイヤに交換。セカンドスティントも10番手で開始したが、20周目にチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグの前に出て、9番手に上がり、そのポジションを守ってフィニッシュした。
ヒュルケンベルグは12位にとどまったが、キック・ザウバーはこれで5戦連続での入賞を果たし、コンストラクターズランキング6位の座を維持している。
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=9位(44周/44周)
10番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
「今日、またトップ10フィニッシュができてうれしい。コンディションはかなり難しかった。ウエットでスタートし、ドライに変化していったため、展開がとても読みにくくなった。でも僕たちは集中を切らさず、正しい判断を下し、最終的に9位で完走することができた」
「全体として、レース展開には満足している。今のパッケージからすべてを引き出せたと感じている。週末を通してペースは安定していた。すべてのセッションで良いフィーリングを持てるマシンを用意してくれたチーム全体のおかげだ」
「もちろんドライバーとしてはもっと上位で戦いたいという気持ちはあるが、堅実なリザルトを達成したことは間違いないし、また一歩前進できた」
「2ポイントを獲得し、次のブダペストに向けて自信を高めることができた。チームとして正しい方向に進んでいると感じている。引き続きプッシュし続け、ルーキーシーズン前半戦を良い形で締めくくりたい」