2025.07.26

【初日コメント】
ピアストリが異次元の速さでスプリントポール「タイム抹消にはひやっとした。久々に首位に立ててうれしい」


2025年F1第13戦ベルギーGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスプリントポールを獲得
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 2025年F1ベルギーGPの金曜、マクラーレンのオスカー・ピアストリはスプリント予選でトップ、ランド・ノリスは3番手だった。

 ピアストリはFP1でノリスに0.504秒差をつけてトップタイムを記録。スプリント予選のSQ1でも首位を維持するが、SQ2では最初のアタックラップのタイム(1分41秒736)をトラックリミット違反により取り消され、2回目のラップで10番手というぎりぎりの位置でSQ3に進出した。しかしSQ3では再び圧倒的な速さを発揮。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)には0.477秒、ノリスには0.618秒の大差をつけて、スプリントポールを獲得した。

 マクラーレンは今回、アップデートコンポーネントとして、リヤウイングの変更を申告している。

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2025年F1第13戦ベルギーGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP1 1番手(1分42秒022/23周)
スプリント予選 1番手(SQ1=1番手1分41秒769:ミディアムタイヤ/SQ2=10番手1分42秒128:ミディアムタイヤ/SQ3=1番手1分40秒510:ソフトタイヤ)

「良いラップだった。SQ2でラップ抹消という少しひやりとする場面があったが、今日は一日中マシンが好調で、良いラップを重ねることができた」

「チームのおかげで、マシンは素晴らしかったし、ここは大好きなサーキットだ。シーズンの中でも一番好きな場所だから、もしかしたらそれがタイム上で、コンマ2〜3秒の効果をもたらしたのかもしれないね! いつ走っても楽しいし、今日のようにマシンの挙動が良いと、なおさら走るのが楽しくなる」

(好調な理由を聞かれて)「正直、分からない。最初のラップからマシンの調子が良かったし、ここはいつ来ても楽しい場所だけど、理由は分からない。自信を持って走れていた。ここ数週末はペースという意味では良かったが、結果という点では今ひとつだった。だからこそ、今日は結果を出すことができてうれしい」

「レッドブルは、プラクティスでは直線でとても速かった。スプリント予選でもそうだったかどうかは分からないけど、それが僕たちにとって厄介になる可能性はある。しかもスパはポールポジションが一番意味を成さないサーキットかもしれないからね!」

「だから、どうなるか見てみるよ。とにかく今日のマシンのペースはとても強力だったし、自分自身も調子が良かったので、明日のレースで良い走りができることを願っている」

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2025年F1第13戦ベルギーGP オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がスプリントポールを獲得

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
FP1 3番手(1分42秒526/22周)
スプリント予選 3番手(SQ1=2番手1分42秒068:ミディアムタイヤ/SQ2=1番手1分41秒412:ミディアムタイヤ/SQ3=3番手1分41秒128:ソフトタイヤ)

「(最後のラップについて)言えるのは、十分速くなかったということだ。あまりクリーンなラップではなく、トップとのギャップがかなり大きかった。それでもあまりがっかりはしていない。3番手だし、スプリントだから、そこまで心配はしていないよ。ただ、まだ改善すべき点はいくつかあるね」

「まだ金曜日だから、それほど気にしていない。もちろん満足はしているわけではない。これよりもう少し速く走りたかったからね。ただ、これが現実だし、今夜もう少し作業を進める」

ランド・ノリス(マクラーレン)
2025年F1第13戦ベルギーGP ランド・ノリス(マクラーレン)


(autosport web)

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