【初日コメント】
フェルスタッペン、SQで2番手。大量アップグレードもピアストリと0.477秒差「これではストレートで速くても厳しい」
2025年F1ベルギーGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選で2番手を獲得した。FP1、SQ1、SQ2、SQ3すべてが2番手で、SQ3ではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)による最速タイムとの差は0.477秒だった。
今回レッドブルはアップデートコンポーネントとして、フロントウイング、サイドポッドインレット、コーク/エンジンカバー、フロントサスペンション、リヤコーナーの変更を申告している。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 2番手(1分42秒426/23周)
スプリント予選 2番手(SQ1=2番手1分42秒043:ミディアムタイヤ/SQ2=2番手1分41秒583:ミディアムタイヤ/SQ3=2番手1分40秒987:ソフトタイヤ)
「今日のスプリント予選で2台のマクラーレンの間に入って2番手を獲得できたのは、僕たちにとって本当に良い結果だった」
「マシンのパフォーマンスを最大限に引き出せたと思うし、走っていて楽しかった。ラップ自体も良かった。タイム差は大きかったが、それはFP1からずっとそうだったので、驚きではない」
「自分たちのことに集中し、マシンバランスに取り組み、より速く走れるようになるよう努力するだけだ。自分たちのレースをする必要がある」
「アップグレードについては、スプリントフォーマットの週末では、アップデートがマシンにどのような影響を与えたかを正確に判断するのは難しい。でも僕たちは改善を続けているし、さらなるパフォーマンスを見つけ出そうと努力し続けている。当然のことながら、他のチームも同じことをしていくだろうけどね」
(走行直後のインタビューで語り)「(高速区間を重視して低ダウンフォース・セッティングを選択したが)ほぼ0.5秒も遅い状況では、ストレートで速いとか遅いとかは大きな意味を持たない。自分たちのレースをして、何ができるかを見極めるしかない」
「スプリントの週末には、アップグレードが何をもたらすのかを正確に判断するのは難しいけれど、このギャップは僕たちが望んでいるものではない」