【動画&ギャラリー】グッドウッドに7人の歴代F1チャンピオンが集結、デモランを披露。現役ドライバーも参加
イギリスのウェスト・サセックスに位置するグッドウッドで開催されたモータースポーツイベント『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』。今年のイベントでは、歴代の7人のF1チャンピオンが一堂に会した。
グッドウッドに集まったのは、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、マリオ・アンドレッティ、ジャッキー・スチュワート、エマーソン・フィッティパルディ、ジャック・ビルヌーブ、ミカ・ハッキネンの7人。1969年のスチュワートの初戴冠から1999年のハッキネンによる2回目のタイトルまでの40年間を代表する王者たちだ。
イベントでは、集まったチャンピオンたちによるF1マシンのデモランが行われた。まずはスチュワートの功績を称えて、彼の息子たちがティレル003と006をドライブ。フィッティパルディはロータス72を、アンドレッティはロータス79を走らせた。
ヴィルヌーヴは、かつてニキ・ラウダがドライブしたフェラーリ312 B3でデモラン。マンセルは、ウイリアムズFW11やFW14Bでグッドウッドの丘を駆け上がった。なおウイリアムズに関しては、現在チーム代表を務めるジェームズ・ボウルズもFW14Bをドライブしている。プロストはマクラーレンMP4/4をドライブし、集まった7人のF1チャンピオンたちはグッドウッドを訪れたファンを大きく沸かせた。
モータースポーツイベントということで、もちろんF1チームも参加。フェラーリからはマルク・ジェネが参加し、SF90とSF21をドライブ。またフェリペ・マッサもフェラーリF2008をドライブした。レッドブルからはデビット・クルサードやパトリック・フリーザッハー、リアム・ローソンらが参加。クルサードはRB7やRB8、パトリック・フリーザッハーはレーシングブルズカラーのRB7をドライブした。メルセデスはバルテリ・ボッタスとフレデリック・ベスティが参加し、W13でデモランを行った。
アストンマーティンからは、マネージング・テクニカルパートナーのエイドリアン・ニューウェイもデモランに参加。アストンマーティンのグリーンのレーシングスーツを着用し、ロータス・49Bなどをドライブした。アルピーヌはリザーブドライバーのポール・アーロンが、アルピーヌA523で走行した。