ハースF1チームが8月6〜7日に富士でTPCテストを実施。平川亮に加え現役SF/GT500王者の坪井翔が初F1ドライブへ
7月14日、マネーグラム・ハースF1チームは、8月6〜7日に静岡県の富士スピードウェイでTPC(Testing of Previous Cars/旧型車両)プログラムを行うと発表した。このテストでは、リザーブドライバーの平川亮に加え、全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGT GT500クラスの2024年チャンピオンである坪井翔が初めてのF1ドライブに臨むことになった。
TPCプログラムは『Testing of Previous Cars』の略。旧型車両でのテストプログラムで、多くのF1チームが行っているが、今回富士スピードウェイを舞台にハースF1チームがTPCテストを行うことになった。富士は2007〜2008年にF1日本グランプリの舞台になっているが、その後の開催はなく、非常に珍しいテストとなりそうだ。
そんな富士でのTPCテストに参加することになったのは、ハースF1チームのリザーブドライバーとして第4戦バーレーンGP、第9戦スペインGPでフリー走行に参加した実績をもつ平川、そして2024年のスーパーフォーミュラ王者、GT500王者である坪井だ。
使用されるのは2023年モデルであるVF-23だが、坪井にとっては初めてのF1ドライブ。「とても楽しみです」と自らのSNSに綴っているが、ファンにとっても非常に楽しみなところだろう。