【予選日コメント】
フェルスタッペン予選3番手「マシンの力を絞り出すことができて楽しかった」マクラーレンへの挑戦を諦めず
2025年F1スペインGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3番手を獲得した。
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のポールポジションタイムからは0.302秒と大きく離されたが、2番手ランド・ノリス(マクラーレン)のタイムとの差はわずか0.093秒だった。一方、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がフェルスタッペンと同タイムを記録したが、フェルスタッペンの方が先にこのタイムを出したため、ラッセルは4番手となった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 5番手(1分13秒375/14周)
予選 3番手(Q1=2番手1分12秒798:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分12秒358:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分11秒848:ソフトタイヤ)
「Q3の最初の走行が少し難しかったことを考えれば、3番手は僕たちにとって良い結果だ。それまで感じていたのと同じグリップを見つけることができなかったため、最後のラップに向かう際に、リファレンスを得るのが少し難しかった」
「ポジティブな点は、マシンがはるかに運転しやすくなっており、適切な作動領域に入っていたことだ。ただ、それ以上のパフォーマンスを引き出すことはできず、マクラーレンのペースには届かなかった」
「僕たちには単純に速さが足りなかった。マクラーレンとのギャップは現時点でかなり大きく、明日ポジションを上げるのは難しくなるだろう。だから、自分たちのレースに集中する必要がある」
「今日はこれ以上マクラーレンに近づけるとは思っていなかった。3番手につけられたのは大きな成果だ。明日はベストを尽くし、このマシンで何ができるかを見極めたい。できれば表彰台を狙いたいね。難しいだろうけど、挑戦をやめるつもりはない」
(これがRB21に可能な最大のパフォーマンスだったと思うかと聞かれ)「そうだと思う。僕たちは週末を通してマクラーレンより劣っていたが、それでもうまくまとめることができた。3番手は妥当な位置だ。一方で、後方との差はかなり小さかった。このコースでマシンの力のすべてを絞り出すのは楽しいよ。高温でもグリップはとても高い」
「金曜日が好調だったから、(予選に向けては)マシンにいくつか最終的な変更を加えただけだ。残念ながらポール争いをするには十分ではなかった。でもまずまずだったね」
「レースでも全力を尽くすつもりだが、彼ら(マクラーレン)を打ち負かすのは厳しいだろう。明日、自分たちに何ができるかを見ていくよ」