ランス・ストロールのF1スペインGP欠場が決定。2023年の手術に関連した手の痛みのため「回復に専念する」
アストンマーティン・アラムコ・F1チームは、日本時間6月1日午前5時10分に声明を発表し、ランス・ストロールの2025年F1第9戦スペインGP欠場を発表した。
同チームが発信した声明によると、ストロールはこの6週間、手と手首に痛みを感じていたという。ストロールの担当医は2023年に受けた手術に関連していると考え、「ランスの医療チームは明日(現地時間6月1日)のレースには出場せず、これらの問題を修正する手術を受けた後、回復に専念することを決定した」ということだ。
ストロールはスペインでトレーニング中だった2023年2月18日に、自転車のパンクで転落し右手首の骨折と脱臼、左手首の骨折、左手の部分骨折、そして右足の親指の骨折を負った。
その怪我の影響でストロールは同年の開幕前のプレシーズンテスト(2023年2月23〜25日)を欠席したものの、幸いF1開幕戦バーレーンGP(2023年3月3〜5日)に出場することは叶い、痛みに耐えながら6位入賞を果たしていた。
ストロールは5月31日に行われた予選を14番手で終えていたが、回復に専念するべく、ここでレースウイークを終えることを選択した。なお、予選終了後の欠場/棄権となるため、代役ドライバーの参戦はなく、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソの1台に注力する。