アイルトン・セナの技がここに。ホンダが『セナ足』を捉えた貴重映像を公開
アイルトン・セナの命日である5月1日、ホンダはセナにトリビュートを捧げるべく、1992年にセナが鈴鹿サーキットにてホンダNSX・タイプRをドライブした貴重な映像を、同社の公式YouTubeチャンネルにて公開した。
1994年5月1日、イタリアのイモラ・サーキットで開催されたF1第3戦サンマリノGP決勝中のアクシデントでこの世を去ったセナ。没後31年を迎えた2025年5月1日、ホンダはセナ財団とベストモータリングの協力のもと、セナがマクラーレン・ホンダに在籍していた1992年、F1日本GPの決勝翌日に鈴鹿サーキット・西コースで収録された映像を公開した。
この映像にはホンダNSX・タイプRに乗るセナのステアリング捌きを堪能できるオンボードのほか、タコメーター、速度計はもちろん、スロットル、ブレーキ、クラッチ操作も映るカメラ映像があり、セナの代表的なテクニックと評された『セナ足（コーナリング時にアクセルオン／オフを繰り返すセナ特有の技術）』を捉えている。まさに、セナの技の一端を垣間見ることができる貴重な映像だ。
レースとは異なる企画（プレスミーティング）での走行となったため、セナはサングラスに私服、そして革靴というスタイリングでのドライブだったが、F1でも見せた巧みなマシンコントロールは変わらない。セナの技に引き込まれ、2分45秒の映像を幾度とリピート再生してしまうだろう。
また、ホンダのモータースポーツ公式サイトでは『セナとホンダの6年間』と題したセナの特設サイトを公開中だ。セナがホンダエンジン搭載車で戦った6年間を振り返るべく、搭乗車両、エンジンの解説ページを読むことができるほか、セナが出演した4代目ホンダ・プレリュードのCM映像や、F1での記憶と記録に残った瞬間を捉えたフォトギャラリーなど、さまざまなコンテンツを見ることができる。
2025年5月1日はセナの没後31年となる。F1の英雄セナの軌跡は色あせることなく、人々の記憶に残り続けている。
URL：https://youtu.be/rMA7CLOdbGg?si
