スペインの新F1サーキット『マドリング』のシミュレーション動画が初公開。22のコーナーを持つ一部公道のコース
2026年にF1を開催する予定のスペイン・マドリードのサーキット『マドリング』の建設開始が決まり、4月25日、主催者は記念式典を開催した。主催者は、マドリード出身のカルロス・サインツ(ウイリアムズ)を公式アンバサダーに任命、また、新サーキットのオンボード・シミュレーション動画も公開した。
『マドリング』は、公道と私有地の両方を使用した全長5.4km、22のコーナーを備えたサーキット。メインストレートとターン1(幅15メートル)を除き、サーキット全体の幅は12メートルとなっており、高低差もあり、ターン7で最高地点の697メートルまで登り、高速でテクニカルな『バンカー』セクションを通って下り坂となる。
ターン3は全開で駆け抜ける高速コーナーで、ドライバーは最高時速340kmに達するコース最速セクションを走り、ターン4に到達、ターン3からターン5までの区間は837メートルのストレートとみなされる。また、ターン18の前にトンネルが設けられているのも特徴のひとつだ。