2025.04.13

「まるでF1マシンを運転したことがないような感じ」「レースペースは期待できそう」/F1バーレーンGP予選コメント(1)


2025年F1第4戦バーレーンGP 角田裕毅(レッドブル)
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 2025年F1第4戦バーレーンGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、角田裕毅(レッドブル)だ。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 10番手(Q1=14番手1分31秒751:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分31秒228:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分31秒303:ソフトタイヤ)

角田裕毅とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第4戦バーレーンGP 角田裕毅とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

「Q3進出という目標をクリアできました。僕にとって最初のステップです。良い走りができたと思います。Q2ではタイムを記録していない状況で赤旗中断となり、タイヤ1セットでQ3進出を目指さなければなりませんでした」

「10番手というのはドライバーとして望ましい順位ではありませんが、それなりに満足しています。プラクティスから良いリカバリーができました。FP3で苦しんだことを考えると、もっとずっと悪い結果になっていた可能性があるので、この結果を受け入れます」

「このマシンのパフォーマンスを見つけ出すのは簡単ではなく、今も、ベストな方法を学ぼうとしている最中です。このマシンがパフォーマンスを発揮するウインドウにとどめるためには、かなりの集中力が必要です」

「マックス(・フェルスタッペン)が予選7番手だったことから分かるように、今日のマシンは決して快適なものではありませんでした。彼にとっては珍しい結果です。僕たちチームは一歩前進する必要がありますし、僕自身も努力し続けなければなりません」

「僕はこれまでチームと一緒にある程度の進歩を遂げてきたと思います。一歩一歩着実に進んでいます。まだこのチームで走るのは2戦目なのです」

「プラクティスでのロングランはあまり良くありませんでしたが、明日はポジションを上げていく自信があります」

「マックスと僕のグリッドポジションは比較的近いので、戦略で何か違うことができるかもしれません。できるだけ彼に近い位置でフィニッシュできるよう頑張ります。ポイントを獲得したいですし、オーバーテイクをたくさんしたい。それが僕の情熱です。ベストを尽くします」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
予選 9番手(Q1=2番手1分31秒219:ソフトタイヤ/Q2=8番手1分31秒009:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分30秒772:ソフトタイヤ)

ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2025年F1第4戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

「望んでいたような1日ではなかった。一晩で行った変更によりFP3では後退してしまった。予選に向けてさらにセットアップを調整したが、それはいい方向にはいかず、僕が必要としていたパフォーマンスのウインドウも見つけられなかった」

「シャルル(・ルクレール)は素晴らしい仕事をしたね。いいニュースとしては、昨日の(フリー走行で見えた)レースペースは期待できそうだったし、長いレースになるから、前進するチャンスはまだある。一晩で学んだことを分析して、より力をつけて戻ってくる。努力を続けてくれたチームにはとても感謝している。これからもプッシュしていくよ」

■カルロス・サインツ(ウイリアムズ・レーシング)
予選 8番手(Q1=11番手1分31秒591:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分30秒844:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分30秒680:ソフトタイヤ)

カルロス・サインツ(ウイリアムズ)
2025年F1第4戦バーレーンGP カルロス・サインツ(ウイリアムズ)

「正しい方向に一歩踏み出せたようだけど、冷静になって、いろいろなことを試していく必要がある。まだ改善の余地はあると思うし、8番手より上に行きたいね!」

「そうは言っても、今日の結果には満足している。どこでプッシュするのか、どこでラップタイムを稼げるのかをわかっていて、自分のドライビングの統制が取れていたので、間違いなくコントロールできていたと思う。僕たちのやっていることには自信があるし、速さもある。僕の周りには素晴らしいチームのみんながいる。明日レースをスタートしてポイントを獲得したいから、僕は自分のプランをやり通して、正しいステップを踏み続けることが必要だ」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 7番手(Q1=3番手1分31秒303:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分31秒019:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分30秒423:ソフトタイヤ)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第4戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

「今日はできる限りのことをしたが、予選ではこれが精一杯だった。週末を通して苦戦している。マシン全体のバランスだけではなく、ブレーキにも苦しんでいるんだ。さらに赤旗中断の影響で、クリーンなラップをあまり走れなかった」

「最後のラップはそれまでよりもうまくいった。最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力したけれど、それでもライバルたちと比べると十分ではない」

「グリップがなく、セットアップをいろいろ試してみたものの、今週末はどれもうまくいかなかった」

「今週末に試したことについて、そして来週末はどのようにアタックできるかを知るために、分析と検証を積み重ねる必要がある」

「これまで僕たちはデグラデーションが高いトラックを得意としてきたけれど、明日はかなり厳しいレースになりそうだ。今の段階ではどうなるか予想できない」

「もちろん明日はベストを尽くすよ。前にいるチームと戦えることを願っている」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 6番手(Q1=1番手1分31秒107:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分30秒560:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分30秒267:ソフトタイヤ)

ランド・ノリス(マクラーレン)
2025年F1第4戦バーレーンGP ランド・ノリス(マクラーレン)

「単純に遅かった。正直言って、今週末はずっと遅かった。まるでF1マシンを運転したことがないような感じだ。すごく苦労している。理由が分からないので、答えを見つける必要がある」

「マシンは素晴らしくて、文句のつけようがない。マシンもチームも素晴らしい仕事をしている。でも僕が彼らを失望させてしまった」

「日曜日の目標はレースに勝つことだが、明日は勝てないと思う。一番可能性が高い目標は表彰台だろう。オスカーは全員を周回遅れにすると思う。僕は2位を目指して頑張る」



(Text : autosport web)

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