
【】角田裕毅が予選Q3進出、レッドブルでの最初の目標を達成「苦しんだがうまく挽回。マックスの近くで入賞したい」
4月13日
2025年F1バーレーンGPの予選で、レッドブルの角田裕毅は移籍後初のQ3進出を決め、10番手を獲得した。
Q1最初のタイムはトラックリミット違反により取り消されたが、セッション終盤のアタックで14番手に入り、Q2に進出した。Q2では最初にコースに入り、アタックラップに入ったところで、アクシデントによる赤旗で、ラップを断念。しかしQ2終盤の1アタックでQ3に進むことに成功した。Q3の最初のアタックではユーズドタイヤで暫定5番手、新品タイヤでの最後のラップで自己ベストを更新したものの、10番手にとどまった。

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 20番手(1分34秒965/15周)
予選 10番手(Q1=14番手1分31秒751:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分31秒228:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分31秒303:ソフトタイヤ)
「Q3進出という目標をクリアできました。僕にとって最初のステップです。良い走りができたと思います。Q2ではタイムを記録していない状況で赤旗中断となり、タイヤ1セットでQ3進出を目指さなければなりませんでした」
「10番手というのはドライバーとして望ましい順位ではありませんが、それなりに満足しています。プラクティスから良いリカバリーができました。FP3で苦しんだことを考えると、もっとずっと悪い結果になっていた可能性があるので、この結果を受け入れます」
「このマシンのパフォーマンスを見つけ出すのは簡単ではなく、今も、ベストな方法を学ぼうとしている最中です。このマシンがパフォーマンスを発揮するウインドウにとどめるためには、かなりの集中力が必要です」
「マックス(・フェルスタッペン)が予選7番手だったことから分かるように、今日のマシンは決して快適なものではありませんでした。彼にとっては珍しい結果です。僕たちチームは一歩前進する必要がありますし、僕自身も努力し続けなければなりません」
「僕はこれまでチームと一緒にある程度の進歩を遂げてきたと思います。一歩一歩着実に進んでいます。まだこのチームで走るのは2戦目なのです」
「プラクティスでのロングランはあまり良くありませんでしたが、明日はポジションを上げていく自信があります」
「マックスと僕のグリッドポジションは比較的近いので、戦略で何か違うことができるかもしれません。できるだけ彼に近い位置でフィニッシュできるよう頑張ります。ポイントを獲得したいですし、オーバーテイクをたくさんしたい。それが僕の情熱です。ベストを尽くします」

(Text : autosport web)
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