
【】平川亮、リザーブとして初めてハースでFP1に出場「鈴鹿の時とは全く異なる経験」小松代表は仕事ぶりを称賛
4月12日
2025年F1バーレーンGPの金曜、ハースのリザーブドライバーの平川亮がFP1に出場、17番手タイムを記録した。
日本GPではアルピーヌからFP1で走行した平川は、その後、ハースの公式リザーブドライバーに就任。ハースで今年4回のFP1出場が決まり、その1回目をバーレーンで走った。
平川は昨年のシーズン後のアビダビテストでハースのVF-24をドライブしたが、今季型VF-25で走るのはこれが初めてだった。

オリバー・ベアマンのマシンに乗った平川は、エステバン・オコンと同じ走行プログラムで走り、まずはミディアムタイヤ、それからソフトタイヤで周回、自己ベストタイムを記録した後、最後にミディアムで燃料を多く積んで走り、セッションを締めくくった。
小松礼雄チーム代表は、平川の走行について次のようにコメントした。
「亮は今日のFP1で(ハースの今季型)マシンに初めて乗りました。少しブレーキングで苦労したようですが、それ以外は非常に良い仕事をしてくれたと思います。フィードバックも良く、仕事に対応する姿勢も素晴らしく、アブダビの時と同様に、プロフェッショナルでした」
「次にバルセロナで走るまでに、ブレーキング時の彼のフィーリングを改善するため、我々に何ができるかを見極める必要があります」
■平川亮(マネーグラム・ハースF1チーム)
フリー走行1=17番手(1分35秒261/20周)/フリー走行2=走行せず
「去年、チームとシーズン終了後のテストに参加したことが、役に立ちました。このチームのことはすでに知っていたので、すぐになじむことができたのです」
「でも先週(の日本GP)とは全く異なる経験でした。路面温度がとても高かったため、僕にとって、かなりトリッキーなセッションでした」
「マシンに完全に慣れる時間を取れなかったことは残念ですが、それでも良いフィーリングを得て、チームにフィードバックすることができました」
「マシンは良い方向に進んでいます。今後もFP1への出場が続くので、次からはもっと準備が整った状態で走れるでしょう」

(Text : autosport web)