【ギャラリー】レッドブル、HRC/ホンダとの提携最終年を戦う新型マシン『RB21』の画像を公開
2月25日、オラクル・レッドブル・レーシングは、2025年型マシン『RB21』の画像を公開した。
レッドブルは先日行われたF1のシーズン開幕前合同ローンチイベント『F1 75 Live』でRB21のカラーリングを発表したが、イベント前には新車に関する情報を一切明かしていなかった。当日はチーム代表のクリスチャン・ホーナー、レギュラードライバーで4度の世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン、今年からレッドブルに昇格したリアム・ローソンの3人がイベントに参加し、ザ・ローリング・ストーンズの『スタート・ミー・アップ』に合わせた映像などを披露し、お馴染みのネイビーのカラーリングを公開した。
なお、ホーナーやドライバーらがステージに上がった際に会場でブーイングが起こったため、後日FIAはファンに対して敬意を持った行動を取るよう声明を発表している。
レッドブルは2024年、フェルスタッペンがドライバーズ選手権を制覇して4度目のタイトルを獲得したものの、シーズン中盤は完全に低迷し、フェルスタッペンですら表彰台や勝利から遠ざかる時期を過ごした。その結果コンストラクターズ選手権では3位になり、HRC/ホンダとの提携最終年である2025年はパフォーマンスの改善が求められる。
またレッドブルF1の体制にも変化があり、昨シーズンの序盤にはチーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイがチームを離脱した。さらにスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーもレッドブルを離れてキック・ザウバーに加入することが決まっているが、レッドブルは内部の人材を活用する形で組織を再編成することを選んだ。
ドライバーラインアップも、セルジオ・ペレスが離脱しローソンが加わったことで当初の予定から変更になった。ホーナーはローソンに対してチームをサポートすることを求めており、レッドブルが2025年もタイトル争いをするためにはそれが必須になるだろう。
なお、レッドブルはこの後バーレーンでフィルミングデーを利用して、フェルスタッペンとローソンがシェイクダウンを行う予定だ。