レーシングブルズがブルーからホワイトに変貌「レッドブル・ブランド全体への敬意を表し、大胆なリバリー変更を実施」
F1が75周年を記念して開催した、全チームが参加するローンチイベント『F1 75 Live』において、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズが2025年型マシン『VCARB 02』のカラーリングを初披露した。
アルファタウリ時代のマシンにはネイビーとホワイトが使用されてきたが、チーム名称が『ビザ・キャッシュアップRB』に変更された昨年のマシンVCARB 01は、かつてのトロロッソをイメージさせる鮮やかなメタリックブルーに一新された。
そして2年目の2025年には、再びマシンカラーリングが大きく変更された。ホワイトをベースとし、ノーズ先端とエンジンカバーに赤いブル・マークとイエローがあしらわれ、姉妹チーム、レッドブル・レーシングのマシンに似たイメージになった。
この新たなリバリーについて、チームは、「2025年シーズンに、VCARBは新たな装いで登場する」と述べている。
「今年見られるなかで、最も大胆なカラーリング変更のひとつだ。チームは、レッドブル・ブランド全体への敬意を表して、今シーズン、オール・ホワイトのリバリーで戦う」
今年、チームは名称をわずかに変更、正式名が『ビザ・キャッシュアップ・RB・F1チーム』から『ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・F1チーム』に変わった。この変更は、2025年F1エントリーリストが発表された時点で明らかになっていたが、今回、チームが正式に公表した形になる。『RB』の部分が『レーシングブルズ』になり、略称は昨年同様、『VCARB』を使用するということだ。
2025年シーズンに向け、レーシングブルズは、世界中のファンにF1へのアクセスを積極的に提供するチームであり続けることを目指すと述べている。
CEOピーター・バイエルは、ニューマシンのカラーリング発表会に際し、次のようにコメントした。
「この数年で、F1はそのあり方を大きく変えた。それに伴い、我々のストーリーの伝え方や、ファンがこのスポーツを体験する方法も進化している。F1について詳しく知らなくても、レースやその舞台裏に強い関心を持つファンが急増している。我々は、成長し続けるZ世代のファンと積極的に関わりながら、素晴らしいレースを提供するとともに、音楽やオルタナティブカルチャーを融合させた楽しみ方を提案していく」