ハミルトンが初めて2024年型フェラーリで走行。2026年用タイヤテストにフェラーリとマクラーレンの3人が参加
F1タイヤサプライヤーのピレリが、2月4日、スペイン・バルセロナで、2026年用タイヤの開発テストをスタートした。今回はフェラーリとマクラーレンが協力、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレール、ランド・ノリスが、スリックタイヤのテストを行った。
ピレリは先週、マクラーレンとのテストでインターミディエイトとエクストリームウエットタイヤでの作業に集中したが、今週はスリックタイヤの開発テストを中心として、ハード寄りのコンパウンドC1、C2、C3が使用された。
フェラーリはテスト用車両として改造した2024年型SF-24を持ち込んだ。ピレリの発表では、フェラーリの2024年型マシンに初めて乗ったハミルトンは、87周を走り、ベストタイムは1分15秒930だったという。ルクレールは86周のなかで、1分16秒060を記録。マクラーレンは改造版の2023年型マシンMCL60を使用し、ノリスが159周を走行、ベストタイムは1分15秒215だった。
テストは翌5日も続けられ、フェラーリの走行はルクレールが午前、ハミルトンが午後を担当する予定。マクラーレンは終日オスカー・ピアストリを走行させる。