レッドブル代表「ペレス自身が、F1からいったん離れると決断」ドライバー以外の役割で関係が続く可能性を示唆
レッドブル・レーシング代表クリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスとの契約を早期終了したことについて、ペレス自身が、今後のことをじっくり考えるために長期休暇を取るという決断をしたと述べた。また、今後、他の役割でレッドブルとの関係が続く可能性もあるとしている。
ペレスは、2026年末までの契約を結んでいたものの、2024年シーズン中盤以降、パフォーマンスが低下したことで、チームが契約を打ち切ることを望むようになったと考えられてきた。シーズン終了後の12月18日、両者は2025年を前に袂を分かつと発表、レッドブルは翌日、後任にリアム・ローソンを起用することを明らかにした。
契約終了について、ペレス自身がF1からいったん離れるという結論を下したと、ホーナーは語った。
「基本的に彼は、今がF1から離れて少し休むのに適切な時期だという結論に、自分で達したと思う」とホーナーは『ESPN』に対してコメントしている。
また、ホーナーは、『Sky Sports』に対し、「シーズンを終えて彼は振り返り、先週、我々と次のステップについて話し合った。彼は、F1から少し離れ、長期休暇を取ることを決めた」とも説明した。
「チェコにとって大事なのは、少し時間を取って家族と過ごすことだと思う。彼は長い間、休むことなく働き続けてきた。F1で走り続けたいのか、それともスポーツカーなど他のカテゴリーに目を向けたいのか、といったことを考えなければならない」
「しかしまずは、少し休みを取って、F1カーを走らせることがどれぐらい恋しくなるかを知る必要があると思う。そうして初めて、将来自分が何を望むかを決めることができるだろう」
ペレスはレッドブルのドライバーではなくなるが、チームやブランドとの関係は継続する可能性があると、ホーナーは語った。
「彼は今後もブランドおよびチームと関わっていくことになるだろう。だが、ドライバーとしての役割からは退くことに同意した」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています