市川團十郎がF1日本GP公式アンバサダーに就任。決勝前セレモニーで歌舞伎舞踊を披露へ
11月24日、鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドは、2025年4月4〜6日に開催されるF1第3戦日本GPの公式アンバサダーとして、歌舞伎俳優の市川團十郎さんを起用すると発表した。
市川團十郎さんは24日に東京・歌舞伎で開催された2024年F1第22戦ラスベガスGPのパブリックビューイングイベント『Live screening of the FORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIX 2024 in KABUKI-ZA TOKYO』に出演。このイベントでは市川團十郎さんによる歌舞伎舞踊が行われたほか、市川新之助さん、元F1ドライバーである佐藤琢磨も交えたトークショー、そして市川團十郎さんのアンバサダー就任委嘱式が執り行われた。
なお、鈴鹿サーキットは、市川團十郎さんの公式アンバサダーについて「F1という世界最高峰の自動車レースシリーズの舞台で、日本および日本GPの価値を高め、新たなファンを獲得するため、日本の文化や美しさ、日本のモータースポーツ文化を発信する取り組みを進めています。この取り組みの一環として、日本の伝統文化をさらにアピールし、日本におけるF1文化に新たな風を吹き込むために、歌舞伎俳優の市川團十郎さんを公式アンバサダーにお迎えします」としている。
また、市川團十郎さんは「このたびF1日本グランプリの公式アンバサダーに就任することとなり、大変光栄に思います」と、コメント。
「世界的に人気を誇るこのF1に、多くの日本人が携わり、活躍されていることを誇りに思います。私も同じ日本人としてその楽しさ、魅力を発信する一助となれますよう、精一杯務めさせていただきます」とコメントした。
なお、4月6日の決勝レース前に行われるオープニングセレモニーでは市川團十郎さんによる歌舞伎舞踊が披露されるとのことで、こちらも世界中から注目を集めるに違いない。
市川團十郎さんの公式アンバサダー就任により、日本GPでの日本の文化や美しさ、日本のモータースポーツ文化を発信する取り組みがさらに加速されることになりそうだ。