F1 Topic:ホテルでも空港でも遊べる“ギャンブルの街”ラスベガス。気になる賭け率とガスリーの躍進
ギャンブルの街、ラスベガスではほとんどのホテルにカジノがあるだけでなく、空港の手荷物引き取り所のターンテーブルの脇にもスロットマシーンがズラリと並んでいる。
カジノ以外にも、ラスベガスではさまざまなスポーツがギャンブルの対象になっている。今週末開催されているF1も例外ではない。
地元のあるブックメーカーの賭け率によれば、土曜日のレースで最もオッズが低い(勝つ可能性が高い)のは、ランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が同率で2.5倍となっている(仮に1ドル賭けると2.5ドル戻ってくる)。3番目がシャルル・ルクレール(フェラーリ)の2.95倍で、カルロス・サインツ(フェラーリ)が5.8倍でこれに続く。
予選でノリスから1000分の21秒差だった角田裕毅(RB)のオッズは550倍で17番目。最もオッズが高いのがキック・ザウバーのふたりでそれぞれ1000倍となっている。
予選でポールポジションを獲得したジョージ・ラッセル(メルセデス)の賭け率は6番目で28倍。予選2番手のサインツは4番目で5.8倍。予選3番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)の倍率は、なんと500倍となっているから、ブックメーカーにとってはガスリーの走りが気になるところだろう。
ちなみにオッズで、日本人に興味深いのはアメリカの大リーグ(MLB)の2025年シーズンの行方がすでに占われていること。それによれば、来シーズンのチャンピオン予想で最もオッズが低いのは、今年ワールドシリーズを制した大谷翔平が所属するロサンゼルス・ドジャースで4.2倍となっている。