サインツが12月アブダビテストでウイリアムズデビューへ。ハミルトンはフェラーリでの年内走行はかなわず
ウイリアムズF1チームは、2024年F1最終戦後にアブダビで行われるテストで、2025年からレースドライバーを務めるカルロス・サインツが合流すると発表した。
サインツは今季末でフェラーリを離脱し、ウイリアムズに移籍、アレクサンダー・アルボンとペアを組む。本来なら今年末まではフェラーリとの契約下にあるため、12月10日火曜日のタイヤテストにおいてウイリアムズで走ることはできないが、フェラーリが許可したものと思われる。これにより、ウイリアムズとサインツは、2025年に向けて、今季マシンFW46で準備を始めることができる。
12月10日のテストでは各チームが2台のマシンを走らせ、1台にはピレリのタイヤテストのためにレースドライバーが乗り、もう1台は若手ドライバーが経験を積む機会のために提供される。
サインツの後任として2025年にフェラーリに加入するルイス・ハミルトンは、最終戦後にメルセデスのスポンサーイベントが予定されているため、アブダビテストでSF-24を試すことができない。フェラーリは2025年2月26日〜28日の合同テストの前に、ハミルトンのために旧型車によるテストの機会を作るものと考えられている。