「トリッキーだったがエンジョイした。今日はペースが良かった」自己最高予選3番手の角田裕毅が決勝で大量得点狙う
F1サンパウロGPの予選が、雨の悪コンディションで、赤旗が相次ぐ荒れた展開となるなか、RBの角田裕毅はQ3まで生き残り、自己最高位の3番手を獲得した。
5台がクラッシュし、赤旗中断をはさんで行われた予選で、角田もコースオフするシーンがあったものの、クラッシュは免れ、コースに復帰することができた。Q3最初のアタックでは暫定7番手。最後のアタックラップでランド・ノリス(マクラーレン)とジョージ・ラッセル(メルセデス)に次ぐ3番手をつかんだ。
セッション直後のトップ3インタビューについて、角田は、好結果を挙げた喜びと、決勝への意気込みを語った。
「トリッキーでしたが、エンジョイしました。すぐに良いペースを発揮することができました。少しミスはありましたが、(結果は)良かったのではないでしょうか。リアムも上位に来て、チームとして良い結果になりました。」
「ここは最もトリッキーなトラックのひとつです。自信を築き上げてプッシュし始めると、大きなミスが起きることがあります。何台かそういうマシンがありました。僕はバリアぎりぎりでどうにかグラベルのところでとどまれましたが」
「決勝は、(最大限のポイントをつかむために)100パーセント、力を尽くします。ハースに対して頑張らないと。チームとして、チャンスをつかめるよう、頑張ります」
現在ハースは46点のランキング6位、RBは36点の7位だが、決勝が逆転の大きなチャンスとなる。