【決勝日コメント】
ローソン、19番手から9位入賞「マシンが強力で期待通りに動いてくれた」代表は「1年ぶりのレースで素晴らしい」と称賛
2024年F1アメリカGP決勝で、RBのリアム・ローソンは、パワーユニット(PU)交換のペナルティにより19番グリッドからスタート、1ストップで走り、9位入賞を果たした。
ハードタイヤでのスタートで、1周目に14番手に浮上。ファーストスティントでさらにポジションを上げていき、7番手走行中の36周目にタイヤ交換を行い、セカンドスティントを12番手からスタートした。次の周にピエール・ガスリー(アルピーヌ)の前に出て、その後、他車のピットストップによりさらにポジションアップ、40周目に9番手に上がり、その位置を守ってフィニッシュした。ローソンは約1年ぶりとなるレース復帰戦で、2ポイントを獲得した。
チーム代表ローレン・メキースは「リアムはグリッド最後尾からとても良いレースをし、復帰初レースで9位という素晴らしい成績を残した」と語った。
「彼は、昨年10月以来、レースに出ていなかったにもかかわらず、週末を通してとても良い仕事をした」
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは「リアムはPUペナルティにより後方からスタートすることが決まっていたので、ファーストスティントをハードタイヤで長く走るという計画を立てていた」とコメントした。
「彼がスティント全体で非常に強力なペースを発揮したため、コース上で何台か抜くことができ、さらにピットストップでオーバーカットすることもできた」
「その結果、復帰戦で彼はポイントを獲得することができた。これは彼自身の功績であり、ここオースティン、そしてファエンツァおよびビスターのファクトリーで懸命に仕事に取り組んだチームへの報酬でもある」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=9位(56周/56周)
19番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
良いレースだった。正直、こうなるとは思っていなかった。1周目がとてもうまくいった。少しでも隙間があれば、そこに飛び込んでいき、いくつかポジションを上げることができたんだ。
昨日、マシンをとても良い形で改善したので、今日のレースでも同じパフォーマンスを発揮できることを期待していた。ありがたいことにそれが実現した。マシンは本当に強力で、まさに僕たちの期待どおりの働きをしてくれた。
ハードタイヤがうまく機能し、良いペースを発揮できた。クリーンエアで走れるようになったことで、予定よりスティントを長く延ばすことができた。昨日のスプリントで、他のドライバーたちが何をしているのかをしっかり頭に叩き込んでおいた。それがとても役に立ったと思う。
チーム全員が、今回のレースに向けて僕の準備を整えるために、たくさんの作業に取り組んでくれた。僕にとってレースに復帰する初めての週末だったから、たくさんの時間を費やしてくれたんだ。このレースを実現させてくれたチームの全員に心から感謝したい。
メキシコはこことは全く違うトラックだ。来週何ができるか楽しみだよ。