【】角田裕毅、悔しいQ2敗退も、新型フロアには好感触「前戦と違って良く機能している。今後のレースも楽しみ」
9月15日
2024年F1アゼルバイジャンGPの予選で、RBの角田裕毅は12番手だった。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「今日の予選において、中団争いの熾烈さと、技術的に難しいこのサーキットでクリーンなラップを達成することの重要性が、改めて示される形になった」
「裕毅はマシンから高いレベルのパフォーマンスを引き出すことができたものの、今日はQ3に進出することはできなかった」
「全体像を見ると、モンツァで導入したフロアをさらに走らせたことで、そのパフォーマンスは期待に沿うものであることが確認され、それにより自信を高めることができた」
「とはいえ、次に予定しているエアロアップデートの重要性が減るわけではない。中団争いは接戦で、小さな改善が大きな成果を生み出すのだ」
「ここでは熾烈な戦いになるだろうし、セーフティカーの出動も珍しいことではない。遅れを取らないよう、正しい判断を下す準備を整えていく」
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
FP3 12番手(1分43秒503:ソフトタイヤ/17周)
予選 12番手(Q1=11番手1分43秒337:ソフトタイヤ/Q2=12番手1分43秒035:ソフトタイヤ)
Q2で敗退することになり悔しいです。パフォーマンスの面で、自分たちが期待していた結果ではありませんでした。ペースが足りず、運転するのがとても難しかったですが、全力を尽くしました。
タイヤのデグラデーションは、例年よりも厄介なようなので、明日はタイヤマネジメントが鍵になりそうです。
新しいフロアは、モンツァの時と比較するとここでは間違いなく良く機能しており、全く違うと感じます。チームはデータの分析において素晴らしい仕事をしました。
他のトラックに行けば、また状況は変わるかもしれませんが、今後の数戦にはここと似たトラックがあるので、楽しみにしています。
パフォーマンス改善に取り組み続けます。明日は落ち着いて、できることをするつもりです。
(autosport web)
角田 裕毅関連記事
- 角田裕毅12位「スタートの悪さで入賞を逃した」1周目に後退、後半追い上げも挽回ならず。チームは問題を深刻視
- 角田裕毅が予選8番手「久々のQ3進出。この瞬間を待っていた! 最終ラップは完璧でなかったが、それでも大きな成果」
- 角田裕毅4番手「いつも以上に予選が楽しみ。ポジティブな初日で、さらに改善する余地もある」:RB/F1第18戦
- 角田裕毅、接触のダメージでリタイア、ストロールに怒り「不必要な動き。あのアプローチは理解できない」/F1第17戦
- 角田裕毅、悔しいQ2敗退も、新型フロアには好感触「前戦と違って良く機能している。今後のレースも楽しみ」
- 角田裕毅、新旧フロアを比較、初日は11番手「今日は中団トップではなかったが、予選に向けた改善案がある」F1第17戦