【決勝日コメント】
ペレス、グリッド位置維持できず6位「マシンの問題を理解するという点では有意義な週末だった」レッドブル/F1第15戦
2024年F1オランダGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、5番グリッドから1回ストップで走り、6位でフィニッシュした。
1周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて6番手に落ちた後、セカンドスティント前半には、カルロス・サインツ(フェラーリ)にかわされて7番手に。しかし前を走っていたジョージ・ラッセル(メルセデス)が終盤に2回目のタイヤ交換を行ってペレスの後ろに下がった後、追いつくことができなかったため、ペレスは6位を獲得することができた。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(72周/72周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
とても良いスタートを決めたものの、ターン1に向けて行き場を失う形になり、シャルルに前に出られてしまった。
序盤はとても好調に思えた。でも、今日の僕たちには前についていくだけのペースがなく、上位グループとのギャップが拡大していった。
ハードタイヤでのグリップに苦しみ、レースを通してマシンバランスが良くなかった。これからやるべきことは多いが、マシンの問題を理解するという点では有意義な週末だった。これをベースとして、改善していく機会にすることができる。
今回は、強い追い風を受けるコーナーに関して極端なシナリオだったと感じている。この点で、他チームよりも苦労したんだ。でもモンツァは異なる種類のトラックなので、ポジティブな結果を期待している。
問題の根本を突き止めることに、地道に対応し、集中していく。どの部分でペースが消えてしまったのかを理解するため、たくさんの作業に取り組むつもりだ。来週のモンツァでは速さを取り戻せることを期待している。