【決勝日コメント】
アルボン「夏休み以降はアップグレードがあるはずだから、競争力を取り戻したい」:ウイリアムズ F1第14戦決勝
2024年F1第14戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは12位、ローガン・サージェントは17位でレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=12位(44周/44周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
スタートは良かったのだが、結局のところペースが速くなかった。できる限りにおいて最善のレース運びをしたと思うけど、やはりポイントを手に入れるにはペースが必要で、僕らにはそれが欠けていたということだ。新品のハードタイヤを2セット持ってレースに臨めれば、もう少しうまくやれただろうと思う。だが、残念ながら実際には1セットしかなくて、それで結果が変わったかどうかは、何とも言えないところだ。
前半戦を通じてアップグレードが投入されず、前を行くグループからどんどん離されているのが現状だと思う。さすがにこれでは厳しい。夏休み以降には、いくつかアップグレードがあるはずだから、それによって競争力が取り戻せることを願っている。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=17位(44周/44周)
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
あまり良い1日ではなかった。ハードタイヤではいい感触が得られて、ペースも満足できるものだった。けれども、ミディアムを履いた最初のふたつのスティントはひどくトリッキーで、ドライブするのがとても難しかった。
ミディアムでの2スティント目は、前にいるアレックス(・アルボン)を助けるために、背後のドライバーたちをできるだけ抑えることに努めた。そういうかたちで、僕なりにベストを尽くそうとしたということだ。もし予選がドライだったら、もう少し違ったレースができたかもしれない。ともあれ、この夏休みを利用して、いったんリセットしたいと思っている。