【】4基目のPUで臨む角田「スピンし、理想的な出だしではなかった。ライバルは進歩しているが、Q3目指して戦う」F1第12戦
7月6日
2024年F1イギリスGPの金曜、RBの角田裕毅はフリー走行1=20番手/フリー走行2=16番手だった。
角田はFP1の序盤、コントロールを失ってコース外に飛び出し、ルフィールドのグラベルにはまり、マシンをとめた。これによりセッションは短時間ながら赤旗中断となり、角田はFP1では5周しか走行できなかった。
レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「我々にとって厳しい一日だった。序盤に裕毅がスピンし、彼はFP1でほとんど走ることができなかった。そのため彼は、FP2に向けて十分な準備ができておらず、最大限の成果を引き出すことができなかった。それでも彼は、マシンに概ね満足している」
「土日ともに雨が降るとの予報が出ているため、天候に注意し、セットアップ選択においてこれを考慮する。明日、ドライバーたちにQ3のチャンスを与えるため、我々はすべてを完璧にこなす必要がある」
今回、RBはアップデートコンポーネントとしてヘイローの変更を申告している。なお、FIAはFP1開始時、角田のパワーユニットにICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのシーズン4基目、エキゾーストシステムの5基目が入れられたと発表した。すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
フリー走行1=20番手(1分29秒864:ハードタイヤ/5周)/フリー走行2=16番手(1分27秒745:ソフトタイヤ/26周)
FP1で貴重な走行時間を失い、レースウイークエンドを理想的な形でスタートすることができませんでした。でもFP2で大量のデータを収集しました。自分たちの位置は把握していると思います。
FP2であれほど苦労するとは思っていませんでした。ただ、さらに引き出せるタイムがあるので、明日に向けてあとコンマ2、3秒を見つけ出し、Q3に向けて戦えると確信しています。
長い高速コーナーを備えたこのトラックの特性は、僕たちのマシンとの相性があまりよくないと思います。他のマシンは向上しているようで、ライバルたちは良い仕事をしています。僕たちも努力を続け、さらに上を目指して戦っていきます。
(autosport web)
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