7度のF1王者ハミルトンにナイト爵位。F1ドライバーで史上4人目
イギリス政府が2021年の新年の叙勲者リストを発表、7度のF1チャンピオンとなったルイス・ハミルトンにナイトの爵位が与えられることが明らかになった。
英政府は新年と女王の誕生日の年2回、著しい功績があった者を選び、叙勲を行う。12月30日、2021年の新年の叙勲リストが発表され、ハミルトンにナイト・バチェラーの称号が与えられることが分かった。これによりハミルトンは「サー」の尊称を用いることが認められる。ハミルトンは2009年には大英帝国勲章のMBEを授与された。
選出された理由は、「モータースポーツにおける多大なる功績と貢献」。メルセデスのハミルトンは2020年、ミハエル・シューマッハーが持つF1ワールドチャンピオンシップ7回獲得の記録に並び、シューマッハーが保持していたF1最多優勝の記録を破った。また、モータースポーツ以外においても、平等のための活動、恵まれない若者たちへの支援などを行ってきたことが評価された。
F1ドライバーでナイトの爵位を与えられるのは、サー・ジャッキー・スチュワート、サー・ジャック・ブラバム、サー・スターリング・モスに続く4人目となる。