2019.12.27

セナを崇拝するハミルトン「幼いころの僕にとってはスーパーマンだった」


2017年のF1カナダGPでは、予選でセナの記録に並んだことを記念して、ハミルトンにヘルメットが贈られた

 2019年、6度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、子どものころの自分にとって伝説のF1ドライバーであるアイルトン・セナは憧れであり、スーパーマンのような存在だったと語った。

「子どものころ、テレビを見ていた僕は、誰かが何かすごいことをしていると思った。まるでスーパーマンみたいだ、とね」とハミルトンはセナについて話した。

「スーパーマンは僕のお気に入りのスーパーヒーローだった。(子どものころ)僕はスーパーマンになりたかったんだ」

「アイルトンのしていること、ひとりで困難に立ち向かっている様子を見た。幼いころ、スティーブニッジでいつもいじめられていた僕にとって、誰かが自分自身のために戦い、信念のもとに立ちあがるのを見るのは、感動的なことだった。彼には不屈の精神があり、ドライビングスタイルもアグレッシブだった」

「彼のスキルは本物で称賛されるべきもので、見ていた僕は感銘を受けた。彼はいまも伝説の人物であり、史上最高のドライバーのひとりとみなされている」

「彼は国全体を動かしたんだ。そんなことをしたドライバーが他にいたとは思えない。おそらく(ファン-マヌエル・)ファンジオくらいだろう」

「ダイアナ妃が亡くなった日、大勢の人たちが集まってその死を悼んだ。アイルトンが亡くなった時も、ほぼ同じことがブラジルで起きた。それはブラジルだけでなく、世界全体にとって、とても大きな出来事だったんだ」



(grandprix.com)

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