ボッタスがメルセデスF1のファクトリー訪問との報道。シート合わせの準備も?
2017年、メルセデスF1への加入が濃厚とみられているバルテリ・ボッタスが、同チームのファクトリーを訪問したと報じられた。
王者ニコ・ロズベルグの突然の引退発表により空席が生まれたメルセデスのF1シート。その大本命とみられるボッタスは、クリスマス前にメルセデスF1チームの拠点を訪問したようだ。
この際、チームとボッタスは17年型マシンのシートポジションに関する話し合いを行ったほか、タッグを組む可能性のあるエンジニアと予備的なテクニカル・ミーティングを実施したとされている。
なお、メルセデスとボッタスが最終的な契約に至ったかどうかは不明のまま。また、以前にアナウンスされているように、メルセデスは2017年を迎えるまでロズベルグの後任に関する発表は行わない見込み。
メルセデスはロズベルグの引退発表直後から、ボッタスを後任最有力と考えてきたとみられているが、17年もボッタスとの契約を有するウイリアムズは移籍に難色を示しているとされている。
また、ウイリアムズはボッタスの移籍を認める条件として、経験豊富なドライバーを用意するよう求めていたとされているが、これについては16年限りでF1引退を表明していたフェリペ・マッサを慰留。現役を続行させる方向で調整が進んでいると報じられた。
ボッタスがメルセデスへ移籍し、マッサがウイリアムズで現役を続行した場合、メルセデスでリザーブドライバーを務めてきたパスカル・ウェーレインは、経験を積むべくザウバーへ加入する見込み。
なお、これら3チームのシートが確定した場合、17年のドライバーラインアップが未定なのはマノーの2席のみとなる。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています