【初日コメント】
フェルスタッペン、初日はマシントラブルで19番手「4周しか走れなかった」。母国戦ペレス「ここのファンは本当に素晴らしい」
2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=4番手/フリー走行2=19番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=10番手/フリー走行2=9番手だった。
前戦アメリカGPで3位表彰台を獲得したフェルスタッペンは、迎えたメキシコGPでは最初の走行からエンジンの違和感を無線で訴える場面が見られた。
その状態はFP2でも回復することはなく、セッション序盤にコースに出て以降はガレージにマシンを戻し、最終的に4周をこなしたのみでタイムを記録することもなくセッションを終えてしまった。
一方、母国GPを迎えたペレスは、ファンの大声援を受けながら両方のセッションで多くの周回をこなしている。ただ、順位としては10番手付近にとどまっており、ペレスとしては「低速での走行に問題を感じた」と、本調子ではなかったと感じている様子だ。
フリー走行1=4番手(1分18秒839:ソフトタイヤ/14周)/フリー走行2=19番手(No Time/4周)
「メキシコでの金曜日は理想的ではなかった。パワーユニットの問題をさらに調査しているところだが、残念ながらこれで一日が短くなってしまった」
「とくにFP2では4周しか走れず、良い走りができなかった。なので、今日のセッションについては、なにか読み解くべきことや言うべきことはない」
「一晩で問題の解消がうまくいき、明日のFP3と予選で良い位置につけることができるように願っているよ」
フリー走行1=10番手(1分19秒094:ソフトタイヤ/23周)/フリー走行2=9番手(1分18秒392:テストタイヤ/32周)
「低速での走行にいくつか問題があったので、正直なところあまり気分は良くなかった。まだまだやるべきことが残っており、トップからは遠い状況だ」
「ここのファンは本当に素晴らしいので、彼らのためにもう少し競争力があればいいのだが、そうはなっていないのが残念だ」
「ただ、明日はコースのコンディションが変わるはずなので、本当に何が起こるかわからない。予選ではマシンからさらにパフォーマンスを引き出して、本当に応援してもらえるような状況を作りたいね」