ルクレール、エナジーストアの交換で10グリッド降格ペナルティが決定/F1第24戦
フェラーリのシャルル・ルクレールは、2024年F1第24戦アブダビGPにおいてエナジーストア(ES)を交換したため、10グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。
アブダビGPのフリー走行1回目において、フェラーリはルクレールと、弟であるアーサー・ルクレールを起用した。兄弟が同じチームから同じセッションに出走するのは、F1において今回が初めてのことだった。
アーサーが序盤からコースに出て走行を重ねる一方、兄シャルルはなかなかコースに出ることができず、セッション中盤にようやくコースイン。終盤には他車よりも遅れたタイミングでソフトタイヤを投入し、シャルル・ルクレールは1分24秒321をマークしトップでFP1を終えた。
ESは1シーズン中に2基までしか使用が認められておらず、ルクレールはすでに2基目を使用していた。3基目の投入により、ルクレールは10グリッド降格ペナルティを受けなければならない。コンストラクターズ選手権において21ポイント差で首位マクラーレンを追いかけるフェラーリにとって、痛手となってしまった。
アブダビGPはこの後、日本時間22時よりフリー走行2回目が行われる予定だ。