2025.05.01

FIAに驚きの人事。確執ささやかれた元女性幹部が、ビン・スライエム会長の顧問として復帰


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 FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、会長顧問にシャイラ-アン・ラオを任命したことを、4月30日に発表した。ラオはかつてFIAで勤務していたが、2022年に退任していた。

 ラオは2016年から2018年までFIAの法務ディレクターを務めた後、メルセデスと契約し、法務顧問を経てチーム代表トト・ウォルフの特別顧問となった。その後、2022年にFIAへと戻り、モータースポーツ担当暫定事務総長に就任したが、わずか6カ月で退任した。その際には、ビン・スライエム会長との確執がうわさされ、ラオが会長の行動に関する告発を行ったとも報じられた。そのため、今回のラオのFIA復帰は、驚きをもって受け止められている。

モハメド・ビン・スライエムFIA会長
2025年F1第5戦サウジアラビアGP モハメド・ビン・スライエムFIA会長

 FIAは、ラオは5月1日付けで職務を開始し、「7つのFIA世界選手権に関連する規制および商業面の事項を含む様々な問題について、FIA会長に助言を行う」としている。



(autosport web)

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