2024年F1第24戦アブダビGP予選トップ10ドライバーコメントまとめ(2)
2024年F1第24戦アブダビGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 5番手
今日のペースはそれほど悪くなかったと思う。フロントロウを獲得できたはずなので、この結果は残念だ。
間違いなく、もっと良い結果を出すことができたはずだ。予選をもっとうまくやりたかったが、マシンを良い状態にして、一貫性を保つことが少し難しかった。
今週末は正しいマシンバランスを見つけ出すことに苦労している。予選Q1とQ2は悪くなかったけれど、Q3の最後のラップにおいて、最終コーナーで乱れてしまい、そのミスによって残念ながら2番手を逃した。
抱えていた問題を考えると、悪い結果ではないが、今週末はかなり浮き沈みが激しい。
マクラーレンとフェラーリはかなり速かったね。明日の決勝でオーバーテイクを決めて、いくつかポジションを上げたい。良いレースをして表彰台争いに加わりたいと思っている。それができれば、シーズンの締めくくりとして良い結果といえるだろう。
(予選直後のインタビューで語り)今の気分? 今年最後の予選だから、ある意味ほっとしているよ! 悪くない予選だったと思うが、僕がトップに立った時には、他の人達はユーズドタイヤで走っていたから、公平なパフォーマンス評価はできない。とはいえ、最終コーナーで飛び出していなければ、2番手をかけて戦うことはできただろう。
あの瞬間は、僕たちのこのマシンでのシーズンを強調するようなものだった。とにかくうまく機能させるのが難しい。機能したときにはうまくいくけれど、今日は全体的なバランスにあまり満足できていなかった。限界までプッシュしなければならないときに、このマシンはとてもピーキーになる。だからあの瞬間、体勢が乱れたんだ。
決勝でやれることは、フェラーリについていくことだけだろう。マクラーレンはどうかな。彼らは週末を通して強さを発揮しているから、彼らに勝つのはかなり難しいだろうね。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
予選 4番手(※ペナルティを受ける前のコメント)
今週末はずっと10番手以内をキープしてきたし、マシンからも強さが感じられたから、確実にトップ10の結果を得られるだろうと予想していた。間違いないとはわかっていたけど、4番手は期待と希望以上の結果だ。素晴らしいセッションだったし、強力なマシンとチームの努力の賜物だ。
アルピーヌも最近は強くなっているので、タイトでタフなバトルになるだろうと思っている。とはいえ僕たちはみんな僅差の争いをしているから、すべてはレースでのひとつひとつの瞬間と戦略にかかっている。個人的には、明日を最大限いいものにし、すべてを出し切ってハッピーエンドで夜を終えることが重要だ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 3番手
昨日のセッションの後、マシンに良い仕事ができたため、Q1とQ2で堅実なラップをまとめることができた。Q3最後のアタックラップでは必死にプッシュしたよ。良いラップを走れたと思う。2番手から100分の数秒しか差がなかった。
レースは長いし、ペースに自信があるから、2番グリッドからであろうと3番グリッドからであろうと、大きな違いはない。レースの最後の1メートルまで戦うつもりだ。全力を尽くして、勝つために走るよ。僕の言葉を信じてほしい。明日、どうなるか見てみよう。
最高の形でフェラーリとの時代を締めくくることができれば、それほどうれしいことはない。あと1戦、頑張ろう!
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 2番手
フロントロウを独占でき、チームにとって素晴らしい結果を出すことができた。仕事はまだ終わっていないけれど、明日有利なポジションで臨めるのは良いことだ。
ラップタイムが抹消され、その後、復活した。でもその後僕は、ターン1で必要以上にスペースをあけて走ったため、最後のランでは少しタイムを失うことになった。それでもまだ良い位置にいる。今はとにかく集中し続ける必要がある。明日、やるべきことがたくさんあるからね。
(予選トップ3記者会見で語り)チャンピオンシップを獲得するためにやれることは何でもやるつもりだ。それが明日の最大の目標だ。ふたりともレースで優勝したいという気持ちはある。でも、誰もがそれ以上に強く、タイトルを獲得することを願っているんだ。だから、それを実現するために頑張り、そのうえで、楽しみたいと思っている。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選 1番手
チームにとってとても良い一日だった。フリープラクティスではずっと速さを発揮できていたが、予選では期待していたよりも少し苦労した。でもQ3最後に強力なラップを走ることができ、2台揃ってフロントロウを確保することができたので、とても満足だ。
今週末、チームは素晴らしい仕事をしてきた。明日のレースに向けて集中力を維持していく。
(予選トップ3記者会見で語り)ザクは、僕たちがトップ2を独占した時の方が、そうでない時より、緊張するみたいだよ。