メルセデスを離れるハミルトンがフェアウェルツアー。12年にわたる戦友たちとチャンピオンマシンに別れ
2024年末をもって12年所属したメルセデスF1チームから離れるルイス・ハミルトンが、いくつかの拠点をめぐり、仲間たちに別れを告げた。
ハミルトンは2013年にメルセデスに加入、これまで7回獲得したドライバーズタイトルのうち、2014年、2015年、2017年、2018年、2019年、2020年の6回をメルセデスで達成、2008年の最初のタイトルは、マクラーレン・メルセデスで獲得した。さらに、メルセデスには、2014年から2021年の8年連続コンストラクターズタイトルをもたらした。
2025年にはフェラーリに移り、新たなキャリアを築くことを決めたハミルトンは、2024年F1アブダビGP終了後、メルセデスファミリーに別れを告げるフェアウェルツアーを行った。
チームのタイトルスポンサー、ペトロナスを訪問した後、メルセデス・ベンツ本社があるシュトゥットガルトに移動。ハミルトンとともにチャンピオンの座を獲得したメルセデスエンジン搭載車7台を特別展示しているメルセデス・ベンツ博物館を訪れ、メルセデス・ベンツ・グループAG取締役会会長オラ・ケレニウスが催す送別イベントに出席した。
その後、ハミルトンはメルセデスのエンジン・ファクトリー(ブリックスワース)とシャシー・ファクトリー(ブラックリー)に趣き、メンバーたちに直接別れを告げた。ブラックリーのファクトリーから出る際には、オープンカーでのパレードが行われ、イルミネーションが輝き、花火が打ち上げられるなか、従業員たちに見送られながら、ハミルトンは慣れ親しんだホームを後にした。
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