2026.01.31

【F速プレミアム】
グランプリのうわさ話:アストンマーティン、なりふり構わぬ新型マシンの輸送計画


(c)Aston Martin
 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に追跡。ここでは、そんな報告書を一部公開する。
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 アストンマーティンは新型『AMR26』を、初号機完成後すぐにバルセロナへ送るため、あらゆる努力と費用を惜しまなかった。チームはF1バルセロナテストの木曜日にマシンを数ラップ走行させることに成功した後、夜通し作業を続けてテスト最終日となる金曜日にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が1日を通したテスト走行を可能にした。
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 テストまでのタイトなスケジュールを考えれば、欧州内での伝統的なトラック輸送は論外だったが、バルセロナまで運べる大きさの飛行機を手配することも容易ではなかった。結局アストンマーティンはウクライナの貨物会社Cavok Airを起用し、1972年設計のAntonov An-12BPがイースト・ミッドランズ空港(ドニントン・パーク隣接)からジローナ空港(フランス・スペイン国境近く)へAMR26を輸送した。

 An-12はジェットではなく4基の巨大エンジンで飛ぶため、所要時間は約3時間。商用ジェットなら2時間以内で到着する距離だ。ジローナ到着後はDHLのトラックが1時間以内にサーキットパドックへ直送した。

 以降16時間、チームはマシンの組み立て、エンジン始動、必要静的テストをこなし、木曜セッション終了1時間半前についにランス・ストロール(アストンマーティン)がロールアウト。カナダ人ドライバーは低速で5周のインストレーションラップをこなし、金曜のフルテストに備えた貴重なデータを提供した。

■ホーナー、F1復帰へ本腰

 クリスチャン・ホーナーのF1早期復帰計画が具体性を帯びてきた。今週初め、元レッドブル代表はFIA本部を訪問し、モハメド・ビン・スライエム会長と会談。エミレーツ首長がSNSに2人のツーショットを投稿し、会談が公になった。

 ホーナー氏がFIAに計画を持ちかけたのは、いくつかの選択肢を検討中であることを示唆している。ルノー・グループが公表した通り、ホーナー氏は投資ファンドOtro Capitalが保有するアルピーヌF1チームの24%株式買収を主導中だ。

 ビン・スライエム会長との会談は、エンストーン拠点のアルピーヌ買収後にルノーと交渉しチーム運営権を得る計画の説明だった可能性がある。もう一つの可能性は、新規メーカーの支援を得てF1で12枠目のチーム参戦を模索していることだ。

 アンドレッティ案がキャデラック参画でようやく承認された経緯から、ホーナー氏はメーカーバックアップがF1承認に不可欠と理解している。FIAに12枠目の入札を要請したのが第一歩で、次はステファノ・ドメニカリCEOにビジネスプランを説明する必要がある。F1と現11チームは、賞金分配減少分以上の価値をもたらすチームのみ承認する方針だ。
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■マンセル、200点超のコレクションをオークション

 1992年ワールドチャンピオンのナイジェル・マンセルは、家族優先のため貴重なレーシングメモラビリア放出を続けている。健康問題に悩む身近な人々のため、愛車コレクション売却に続き、200点超の私物オークションを開催した。

 サイン入りヘルメット(自身とライバルたちの)、レーシングスーツ、ステアリングホイール、衣類、写真などが2月10日にBuddsオークションで落札される。オンライン入札は既にはじまっている。

 収益の一部は、マンセルが25年以上名誉会長を務める慈善団体UK Youthに寄付される。最低入札額は10ポンドからで、一部アイテムは50ポンド以下で落札される見込みだ。

(autosport web)

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