アストンマーティン『AMR26』でアロンソが61周。ハミルトンが5日間総合トップ、フェルスタッペンが復帰/F1テスト5日目
スペイン・バルセロナでの2026年初のF1合同テストが1月30日、5日目最終日を迎え、8チーム12人のドライバーが走行した。非公式タイムではあるが、最速を記録したのはルイス・ハミルトン(フェラーリ)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。
今週のテストは5日間の期間中、各チームが任意で最大3日を選択して走ることができる。最終日に走行したのは、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル、アルピーヌ、ハース、アウディ、アストンマーティン、キャデラックだった。
この日、おそらく最大の注目を集めたのは、フェルナンド・アロンソにより本格的な走行を開始したアストンマーティンの2026年型マシン『AMR26』だっただろう。エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンF1のために初めて設計し、ワークスパートナーであるホンダ製パワーユニット(PU)が搭載されたAMR26は、29日セッション終盤にランス・ストロールによりコースデビューを果たしたが、トラブルが発生、コース上でストップし、4周の走行にとどまった。しかし30日にはアロンソがステアリングを握り、61周を走破、予定されたシェイクダウンプログラムを完了した。

30日、フェラーリのハミルトンが記録したタイムは、この日のトップであると同時に、5日間通しての最速タイムだった。午前にルクレール、午後にハミルトンが走行。ハミルトンはセッション終盤のラップで、ノリスのタイムを破り、トップに立った。テストのこの段階でのタイムに大きな意味はないものの、フェラーリが今週のテストを通して高い信頼性を示し、3日間で440周を走り切ったのはポジティブな要素だ。

王者マクラーレンは、午前にオスカー・ピアストリ、午後にノリスを走らせた。前日に燃料システムのトラブルでピアストリが十分な走行ができなかったが、最終日のマクラーレンはふたり合計で166周を走ることができた。
レッドブルは、テスト2日目にアイザック・ハジャーがクラッシュした後、3日目と4日目は走行せず、スペアパーツの到着を待っていると報じられていた。しかし5日目最終日にはマックス・フェルスタッペンが、体調不良であったにもかかわらず、118周を走りこみ、プログラムを進めることができた。

アルピーヌからはピエール・ガスリーが走行、この日最多の164周を走破した。テスト3日目に問題が発生したハースは、最終日にオリバー・ベアマンが午前、エステバン・オコンが午後を担当し、トラブルに見舞われることなく周回を積み重ねた。


アウディもふたりのレースドライバー、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートを最終日に走らせた。ふたりで合計140周以上を走破、ポジティブな形で第1回テストを締めくくった。

新F1チームのキャデラックは、最終日は終日バルテリ・ボッタスが走行を担当、約50周を走り、参戦への準備を進めた。
次回のテストはバーレーンで2月11日〜13日に、非公開ではなく通常の形式で実施される。