2026.01.30

メルセデスが3日間のシェイクダウンを完了「毎日やりたいプログラムを進められた」約500周を走行、信頼性にも満足


2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ) アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
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 1月29日(木)、スペインのバルセロナ-カタロニア・サーキットで行われたF1プレシーズンテストの4日目に、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが参加した。

 1月26日から30日までの5日間の日程が設けられているバルセロナでの非公開テストでは、各チームはこの5日間のうち3日間で走行が可能で、メルセデスはテスト初日、3日目、4日目の3日間に参加した。

 最終日となったこの日は、まずはアントネッリが午前の走行を担当し、主にソフトタイヤ(C3)でドライブ。90周を走り、ベストタイムは1分17秒081で非公式ではあるが2番手だった。アントネッリが3日間で走った周回は237周ということだ。

 アントネッリは次のようにシェイクダウンを振り返った。

「全体として、僕たちにとっていいシェイクダウンになった。問題はあったけれど、走行を大きく妨げるものではなかった。多くの周回をこなし、今日は午前のセッションでさらに90周走ることができた。W17についての学習を重ね、十分なデータを収集するのに役立つね」

「今日はC3タイヤに集中したけれど、パフォーマンス面よりもむしろロングランを重視した。マシンとパワーユニットが、いくつかの異なるセットアップの選択肢に対してどのように反応するかについて、より深く理解できた」

「これから数日間、チームと協力して、バルセロナで得たものを消化していくことを楽しみにしている。バーレーンでの最初の公式テストでマシンに戻り、シーズン開幕に向けて歩みを続けられることもすでに楽しみだ。マシンをよく理解してバーレーンに行き、もう一度全力で取り組むことができるよう願っている」

アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2026年F1プレシーズンテスト(バルセロナ) アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 午後はラッセルがW17をドライブし、78周を走った。ラッセルのベストタイムは1分16秒445で、こちらも非公式ではあるがこの日のトップタイムとなった。ラッセルは3日間で265周を走りきり、メルセデスはふたり合わせて3日間で502周、約2325kmを走ったということだ。

「今日もまずまずの1日で、ここバルセロナでのシェイクダウンは、僕たちにとって全体的にポジティブなものだった」とラッセルは語った。

「マシンの乗り心地はいいし、もっと重要なのは、十分な距離を走り大きな問題がなかったことだ。今回起きた小さな問題は解決できており、それが今回の走行の目的だ」

「マシンは順調に機能しているが、重要なのはマシンの性能ではなく、どれだけ速く走れるかだ。まだその兆候は見られないし、相対的な序列がわかるようになるには、バーレーンまで待たなければならないだろう。まだ始まったばかりだが、この初期段階の基盤ができたことには満足している」

 トラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、望んでいた通りにプログラムを終えたと明かし、次のバーレーンでのテストではセットアップにも力を入れると述べた。

「信頼性の観点から言えば、我々にとっていい1週間だった。マシンのおかげで、まさに我々が3日間毎日やりたかったプログラムを進めることができた。それがバルセロナに来るにあたって我々が望んでいたことだ。これは、ブラックリーとブリックスワースの全員が、このマシンを完成させるために尽力してくれたことの大きな証だ。また初日と2日目に直面したいくつかの課題についても進展があり、嬉しく思っている」

「バルセロナではW17の性能検証に注力した。バーレーンでは、セットアップの検討に重点を置くことになる。ここはとても寒いので、セットアップの検討はできない。これにより、マシンの相対的な性能をより正確に把握できるようになるだろう」

 この後メルセデスは2月2日にW17のローンチイベントを開催し、2月11日から13日にバーレーンで行われるテストに臨むことになる。



(Text : autosport web)

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