アウディF1が2026年型マシン『R26』の正式カラーリングを初公開。自社製PUの名称は『AFR26ハイブリッド』
現地時間1月20日、ドイツ・ベルリンにてアウディ・レボリュートF1チームがローンチイベントを開催し、2026年型マシン『R26』の正式カラーリングを発表した。
ドイツの自動車メーカーであるアウディはザウバーを買収し、2026年より自社製パワーユニット(PU)を搭載するアウディのワークスチームとしてF1に初めて参戦する。すでに2025年11月に2026年型マシンのカラースキームとデザインを『アウディR26コンセプト』として先行公開しており、フロントセクションはチタニウム(シルバー)、リヤセクションはカーボンブラック、アウディレッドという、同社のブランドカラーに彩られることが明らかにされていた。
そして現地時間1月20日、チームのタイトルスポンサーであるフィンテック企業のレボリュートをはじめ、各スポンサー/パートナーのロゴが配された『R26』の正式マシンカラーリングがお披露目となった。
基本的な配色は先行公開時点から大きな違いはない。ただ、各社の企業/ブランドロゴが配置され、本戦に臨むF1マシンらしさを強めたスタイリングを見せた。タイトルスポンサーであるレボリュートのロゴは、フロントウイングやサイドポッド、サイドミラー、ヘイロー、フロントノーズなど、数多く配置されている。
基本的にアウディ以外の企業ロゴはブラック、もしくはホワイトで掲示されている。ただ、燃料パートナーであるbpのみ、同社のコーポレートマークであるグリーンとイエローのロゴがエンジンカバーのフィン部分に掲示された。
また、同車に搭載するアウディ自社製PUは『AFR26ハイブリッド』という名称であることが明らかにされた。『AFR26ハイブリッド』を搭載したアウディR26は、1月9日にフィルミングデー(撮影目的の走行日/走行距離は最大200km)の一環として、スペインのカタロニア・サーキットで初走行を済ませている。
アウディAG CEO兼アウディモータースポーツAG取締役会長のゲルノート・デルナーは「綿密な準備が実を結び、関係者のパフォーマンスが目に見えるかたちで現れたのを見るのは、本当に素晴らしいことであり、プロジェクトの真の力が初めて発揮された。F1への参戦を通して世界中の人々に感動を与える準備が整い、興奮している」と、チームプレゼンテーションにてコメントを発表している。
ローンチイベントではニコ・ヒュルケンベルグ、ガブリエル・ボルトレートといったドライバー陣やチームスタッフが着用するチームウェア、レーシングスーツも披露された。ファンコレクション(レプリカ)はチームのウェブサイトとアディダスで2月19日から発売される。
また、アウディは2026年より女性ドライバーの育成を目指すフォーミュラカー・レースシリーズのF1アカデミーに参戦することを明らかにした。アウディはこの取り組みについて「次世代の女性アスリートを支援することで、アウディ・クワトロのステアリングを握り、パフォーマンスの限界を塗り替えたミシェル・ムートンが体現したパイオニア精神を再び呼び起こす」としている。
アウディ・レボリュートF1チーム最初のマシンとなるR26は、1月26〜30日にバルセロナで行われるF1主催の非公開シェイクダウンを経て、2月11〜13日、および2月18〜20日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで実施されるプレ・シーズンテストにてファンの前に姿を現す予定だ。「2030年までにF1でタイトル争いをする」という目標を掲げるアウディ、その名を冠した初めてのF1マシンは、F1初年度にどのような戦いを見せるだろうか。




