トランプ氏も祝福、初優勝のノリスが喜びのダイブ。RB角田裕毅は2日連続入賞でランキング10位浮上

【】【SNS特集】F1マイアミGP:初優勝のノリスが喜びのダイブ。フェルスタッペン、いつもの癖で席を間違える

5月8日

 第6戦マイアミGPはF1デビュー6年目のマクラーレンF1ランド・ノリスがついに初優勝。RB角田裕毅は前日のスプリント8位に続き、決勝では7位フィニッシュを果たし、2日間で7ポイントの大量得点。上位5チーム10人の一角を切り崩しドライバーズランキング10位に浮上した。日本はゴールデンウイーク最終日の月曜早朝、マイアミで繰り広げられた熱い戦いをドライバーや関係者のSNSで振り返る。

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パルクフェルメでマシンを停めると、ノリスは一目散にマクラーレンのチームクルーの一団に喜びのダイブ。胴上げ慣れしている日本人のような、宙を舞うほどのキレイなものではなかったが、いちばん嬉しい瞬間は洋の東西を問わず、ヒーローを頭上に担ぎ上げるのだということがわかった

最高の瞬間。こっちまでもらい泣きしてしまいそうなノリスの表情

コース上でレッドブルF1マックス・フェルスタッペンを破っての優勝は、何よりも価値がある勝利

元チームメイトのダニエル・リカルドもノリスの勝利をまるで自分のことのように喜んだ

英国人のF1優勝者は史上21人目。ウイナーズクラブに加入した母国のかわいい後輩を称える7度のワールドチャンピオン

一昨年、ひと足先にF1初優勝を遂げた親友カルロス・サインツもノリスを祝福。「カルランド」コンビは2人揃ってF1ウイナーとなった

6年、2220日ぶりにたどり着いた表彰台の頂点。2021年ロシアGP、レース終盤の雨でほとんど手中に収めかけた初優勝を逃して以来、届きそうでなかなか届かなかった景色にたどり着いた

会場に訪れたドナルド・トランプ氏もノリスを祝福

昨年のカタールGPでオスカー・ピアストリによるスプリントの優勝はあったが、マクラーレンF1の決勝レースでの勝利は2021年イタリアGP以来、3シーズンぶり(このときの勝者はダニエル・リカルド)

レース後の会見で、本来は優勝者のノリスが座るはずのソファの真ん中に腰をかけてしまったフェルスタッペン。すぐに気が付き「ゴメンね」と謝った。マックスにはまったく悪気はなかったが、ついいつもの癖が無意識に出てしまったようだ(笑)

目覚ましい成長を遂げるRB角田裕毅は今季2度目の7位入賞。前日のスプリント8位と合わせて2日間で7ポイントの大量得点。上位5チーム10人の一角を崩し、ついにドライバーズランキングトップ10に食い込んできた

レース後のインタビューでも「ターン7でハーフスピンして、ちょっとパンツにお漏らししそうになった」と笑いを誘う絶好調の角田。「やっぱりルイス(・ハミルトン)のようなトップドライバーとのバトルは楽しい」と語った

マイアミ仕様の「青いフェラーリ」が話題となったっが、ドライバーは2人とも青いスペシャルヘルメットで戦いに挑んだ

フェラーリF1フレデリック・バスール代表もシャンパン持参でマクラーレンF1の祝宴に乱入。ライバルチームの大将にオレンジ色のキャップを被らせるマクラーレン側も粋な対応

今年1月には京セラドーム大阪と東京ドームでジャパンツアーを行った「グラミー賞」4回受賞のシンガーソングライター、エド・シーランと2ショットを決めるメルセデスF1ジョージ・ラッセル

メルセデスF1ルイス・ハミルトンはマイアミからニューヨークへ。世界中のセレブが集結し、メトロポリタン美術館で開催されるメットガラに出席



(autosport web)