ルノーのワークスチームは1977年にF1デビューを飾り、85年限りで撤退している。
 しかし、2002年に復帰したルノー・チームは、81年にF1参戦を開始したトールマン、のちのベネトンが母体となっており、実質的にはルーツの異なるものである。85年にワークス活動を取り止めたルノーは、89年からウイリアムズへのエンジンサプライヤーとして復帰を果たす。
 その後、97年に撤退するまでの間に6年連続コンストラクターズタイトルを獲得し、輝かしい一時代を築いた。

 撤退後も傘下のメカクローム社(スーパーテック)を介してカスタマーエンジンを供給し続け、01年にルノーの名で再びエンジン供給を開始。その時の供給先であったベネトンを買収して、今日のルノーは誕生した。

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