現存チームの中ではフェラーリとマクラーレンに次ぐ老舗の技術屋集団。
 1977年にパトリック・ヘッドが加入して以来、フランク・ウイリアムズとの二人三脚でチームは運営され続けてきた。

 設立後数年間は資金難に悩んでいた弱小チームが、オイルマネーを手にした途端に変貌、一躍トップコンテンダーに成り上がる。その後、ホンダやルノーといった自動車メーカーと組み、F1に一時代を築き上げる。
 特に92年のアクティブサスペンションに代表されるように、高いエンジニアリング能力を武器に90年代のF1グランプリを完全に支配した。

 しかし、ルノーとの決別後は下降の一途を辿り、過去10年間タイトルとは無縁というチームの歴史上長い低迷期の中にある。

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