BARホンダを前身に(さらにその前身はティレル)、ホンダが100%舵取りをする格好で、38年ぶりにフルコンストラクターとして復帰を果たす。
 当初ホンダは第三期スタート開始時点から、コンストラクターとしての参戦を予定していたが、プロジェクトの要であったハーベイ・ポストレスウェイト氏の急死により、急遽エンジンサプライヤーとして設立2年目のBARとのジョイントを決める。

 最強の名を欲しいままにした第二期とは打って変わり、試練の連続となっている第三期。04年にコンストラクターズ2位まで飛躍するも優勝に手が届くことはなく、背水の陣で06年よりホンダの名を復活させ、同年のハンガリーGPでチームとして39年ぶりの勝利を手にするのだが、未だ光明を見出せずにいる。

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