2015.07.27

【決勝日コメント】
クビアト「Never Give Upの意味を初めて理解した」:レッドブル日曜コメント


レッドブル・レーシング
(c)AUTOSPORTweb
 2015年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのダニール・クビアトは2位だった。

■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニール・クビアト 決勝=2位
 この結果には大満足だ。いろいろな出来事が起きたレースの中で状況がとてもいい形で好転した。

 ファーストスティントを走っていた時、自分のレースは終わったと思った。フラットスポットのバイブレーションがひどかったから。でも最終スティントではマシンが素晴らしい競争力を発揮し、最高の結果を出すことができた。

 チームの全員がこのダブルポディウムという結果に値する仕事をした。ファクトリーのスタッフを含め、全員が努力し続けている。彼らには心からお礼を言いたい。

 このレースをジュール(・ビアンキ)と彼のご家族に捧げる。本当に素晴らしい仲間を失った。彼のことは忘れないし、ご家族の心痛をお察しする。

 
 今の気持ちをどう表現していいか分からない。ターン1を過ぎた後、ひどいフラットスポットを作ってしまい、もう終わったと思った。コース上を走り続けるのが厳しいほどの状態だったんだ。でもその時、チームが「攻め続けろ」と言った。よく人は「決して諦めるな」と言うけれど、よく意味を考えずに言っていることが多いし、僕も今日まではその言葉の本当の意味を分かっていなかった。でも今日、「決して諦めるな」という言葉の意味を学んだ。諦めずにいればチャンスが訪れる可能性があるんだね。

 近くで皆がバトルしていたのに、最終的に僕が2位になった。今週末はすべてのチャンスを活用した。だからこそ今ここにいるんだ。

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