2014.10.07

【決勝日レポート】
GPDA会長のブルツ「結論を急ぐべきではない」


2014 F1第15戦日本GP クラッシュしたエイドリアン・スーティルのザウバーを回収するローダー(撤去用作業車)。この後部にジュール・ビアンキのマルシャが突っ込むかたちとなってしまった
(c)LAT
 GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務めるアレックス・ブルツは、日本GPの決勝で重傷を負ったジュール・ビアンキに関する事故原因の結論を急ぐべきではないと警告した。

 5日の決勝で頭部にひどい外傷を負ったビアンキは、搬送先の三重総合医療センターで緊急出術を受けた後、今も集中治療室で医師らが経過観察を行っている状況だ。

 今回の事故に関して、ブルツやGPDAは、できるだけ早く事故から学び、その教訓を今後に活かしたい考えだが、一方でブルツは、適切な調査の過程を踏む必要があると強調している。
「確かに、あのような恐ろしい事故は多くの疑問や意見を投げかける」とブルツ。
「本来、我々皆はできるだけ早く回答し、結論や解決策を得たいと思うものだ」

「すべてのドライバーは、この問題を理解した上で調査および議論する必要があると感じている」
「だが我々は、証拠や情報をすべて持っておらず、他の関係者の見解を聞く機会を設けずに結論を急ぐことはない」

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