2024.06.30

【予選日コメント】
スプリント決勝、予選と苦戦が続くルクレール「今日はうまくいかなかった。明日は表彰台を狙えると信じている」/F1


2024年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
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 2024年F1オーストリアGPの土曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリント決勝=7位/予選=6番手、カルロス・サインツはスプリント決勝=5位/予選=4番手だった。

 スプリント予選で起きたエンジン関連のアクシデントによる未アタックを経て、土曜日昼のスプリント決勝に10番手グリッドから臨んだルクレールは、序盤こそ7番手へスムーズに順位を上げたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に攻め切ることができずそのままチェッカーフラッグを受けた。

 このことから、午後の予選でのポジションゲインを心に決めた様子のルクレールだったが、迎えたQ3のアタックでマシンを制御しきれずにコースオフ。先に残していたタイムにより、明日の決勝は6番手からのスタートとなった。

 一方のサインツは、スプリント決勝で一度は前を行くジョージ・ラッセル(メルセデス)をパスして4番手に浮上するも、その後ポジションをキープすることは叶わず、ラッセルにオーバーテイクを許して5位フィニッシュ。

 午後の予選では、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のタイム抹消もあってスプリント予選から1ポジションアップの4番手で、ラッセルに並ぶグリッドを得た。スプリント予選時からはタイム差も縮まっており、サインツ自身もフィーリングの向上に手応えを感じている。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
スプリント 7位(10番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 6番手(Q1=6番手1分05秒509:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分05秒104:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分05秒044:ソフトタイヤ)

「今日はとくにうまくいかなかった。朝のスプリントレースでのパフォーマンスは決して素晴らしいものではなく、終わってから予選と明日の決勝を見据えてコンマ数秒の遅れを取り戻すためにセットアップの変更に取り組んだ。明日はこれが報われて順位を上げられると思う」

「Q3ではユーズドタイヤを履いた最初のランで希望が見えたから、フィーリングも良かったので、できる限りプッシュした。だが、残念ながらターン4と6で少しミスを犯し、6番手からスタートすることになった」

「でも今日は悪くない部分もあったので、明日は表彰台を狙えると信じている。僕たちは正しい方向に進んでいるようだから、レースでもいい結果を残したい」

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2024年F1第11戦オーストリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
スプリント 5位(5番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 4番手(Q1=1番手1分05秒263:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分05秒016:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分04秒851:ソフトタイヤ)

「昨日よりはポジティブな1日だった。速さも増し、少し変更を加えたことで間違いなくいろいろな部分で改善が見られた」

「依然として高速コーナーには苦労しているけど、どうやってそれに対処するかをチームと懸命に考えている。想像していた通りのポジションになったけど、良くなっているのは感じているし、3番手にも非常に近い」

「間違いなく明日の目標は表彰台だ。難しいことはわかっているが、いつものように全力を尽くす」

カルロス・サインツ(フェラーリ)
2024年F1第11戦オーストリアGP カルロス・サインツ(フェラーリ)



(autosport web)

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