【決勝日コメント】
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
2024年F1第5戦中国GPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは11位、ピエール・ガスリーは13位でレースを終えた。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=11位(56周/56周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
予想していたとおり、アクションと接戦が満載の忙しいレースになり、ドライバーとしては本当に楽しかった。全体として、レースとタイヤのマネージメントがうまくできたと思う。そしてポジティブな点は、僕ら自身の競争力が上がってポイント争いに加われたことだ。結果として、あと一歩及ばなかったけど、それでも今季のベストリザルトだ。
この週末、パフォーマンスの面でわずかながらも進歩した。チームがここに持ち込んだ新しいパーツが、期待されていたとおりに機能したからだ。このアップグレードを大急ぎで用意してくれたチームに感謝したい。
だが、今後のレースでもポイントを争い続けるには、継続的にパフォーマンスを改善していく必要がある。まずは2週間後のマイアミでも、この流れを維持することが重要だ。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=13位(56周/56周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ミディアム
今季これまでのパフォーマンスを考えれば、今日の結果には勇気づけられたと言ってもいい。レースの展開はとても面白いものになった。僕自身はいくつかの部分で大きくタイムを失ってしまったけど、それでもある程度までは順位を取り戻せて良かったよ。今日のレースから、多くの学びが得られそうだ。
この週末の経験から分析すべきこと、理解すべきことが数多くあり、次のマイアミへの準備に充てるこれからの数日間は、そうしたところに焦点を合わせることになる。またアメリカを訪れるのが、今から楽しみで仕方がない。僕としては、新しいパッケージを投入したクルマで初めて走る機会になるからね。それまでの間も、今回のような進歩を継続して、本来いるべき位置に近いところへ戻れるようにするために、チームはハードワークを続けてくれるだろう。そして、中国のファンは本当に素晴らしかった。久しぶりにここを訪れて良かったと思えたよ。