2024.04.06

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アロンソ、オーストラリアGPでのペナルティは不公平だと主張


(c)XPB Images
 フェルナンド・アロンソは、最後から2周目のジョージ・ラッセルとのバトルにおいて、ペナルティに値するようなことは何もしなかったと断言し、「このペナルティは非常に変わっており、これまで一度も科されたことがなかった。ふたたび科されることは決してないだろう」と考えていることを明かした。

 彼は過去にスチュワードにターゲットにされたことをほのめかし、次のように付け加えた。「過去にも変わったペナルティを受けたことがあるが、オーストラリアの結果は変えられない。だから前に進むだけだ」

「メルボルンでのペナルティは少々驚きだったが、僕たちにできることは何もない。そのことを受け入れて前に進み、ここに集中するしかない。僕たちのドライビングの仕方やレースへのアプローチの仕方はそれほど変わらないだろう」とアロンソは語った。
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 彼が不規則なドライビングをしていたという非難について、スチュワードは彼がレース全体での走り方とはまったく異なる走り方をしたと指摘したが、彼は次のように反論した。

「57周を同じように走る義務はない。燃料やタイヤ、バッテリーを節約するために、ペースを遅くすることもある。コーナー進入時やコースの一部のセクターで減速して、後ろのマシンにDRSを与えることもある。これは後ろの2台目のマシンが速いペースで走っている場合に、便利なツールになるからだ。こうしたことはすべて完全に普通のことであり、これまでも、今も、そしてこれからも、モータースポーツでは永遠に行われるだろう」

 そしてアロンソは、このようなペナルティは二度と科されることはないと主張した。「ペナルティが科されたが、おそらく1回限りのものだと思う。二度と適用されることはないだろう。それは僕たちに向けられたものだった。何であろうと僕たちはそれを受け入れ、チームは2ポイントを失った。大きな問題は、今のところオーストラリアのターン6は、あのコースで最も安全なコーナーというわけではないということだ。昨年はレース中にアレックス(・アルボン)がアクシデントに見舞われた。彼は、今年はフリー走行中にシャシーにダメージを負った。また、F2ではデニス・ハウガーがあそこでクラッシュしたと思うし、もちろんジョージもレースでクラッシュした」

 2度の世界チャンピオンであるアロンソは、ラッセルが大クラッシュを喫したことで、スチュワードが特に厳しい態度をとることになったと確信していた。「100%そうだ。もしあれがアスファルトにランオフエリアがあるアブダビでのことだったら、ジョージはその数メートル先でコースに再合流し、次のラップやストレートで僕に挑もうとしただろうし、何の問題もなかっただろう」

 アロンソの考えでは、ペナルティを受ける理由はまったくなかった。ペナルティとペナルティの厳しさのどちらに驚いたか聞かれると、彼はすぐに次のように答えた。「ペナルティを科されたことにショックを受けた。今シーズンで最も厳しいペナルティだったし、タイムロスという点でも奇妙だと思う。でも事実として、僕はペナルティを受けた。だがさっきも言ったように、質問は受け付けるけれど、僕はすでにこのことを説明したと思う」

(Grandprix.com/Translation: AKARAG)

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