2015.10.28

跳ね馬、ファンのための余興を「サーカス」と揶揄


 待機中にファンのための余興を行わなかったことに関し、フェラーリのアリバベーネは、自分たちはサーカス団ではないと発言した。
「我々はF1チームであって、シルク・ドゥ・ソレイユではない」とアリバベーネが述べたとMotorsport.comが伝えた。

「誰かが観客を楽しませるならそれもいい。大いに結構だ」
「だが我々は待っていた人たちにサインをした。車椅子の子どもたちをピットボックスに招いた。我々はむしろそういったことをしたいのだ。テレビのために魚釣りの真似をしたり、おかしなことをしたりするよりもね。そんなことは本当にファンのためとはいえない」

 ライコネンは、順延中にファンを楽しませる行動をとらなかったことについて聞かれ「正直な答えを聞きたい? じゃあ言うけど、ここはF1だ。サーカスじゃない」と答えた。

「僕らが走行しなければ、観客はもちろんがっかりする。(コース上で)走行する以外、何をしたって彼らを喜ばすことなんてできない。でも天候のせいで走るのは不可能だった」

「こういうとき、人はF1とは何なのかを考え始める。誰にも選択の自由があるけれど、僕はここにレースをしにきている。それが仕事なんだ」

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