ジョージ・ラッセル(メルセデス)がスプリント予選で2番手

【】ラッセル、0.012秒差の2番手「速さに驚いた。アップデートが機能している」メルセデス/F1第19戦スプリント予選

10月19日

 2024年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのジョージ・ラッセルはスプリント予選で2番手だった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)による最速タイムとの差はわずか0.012秒だった。

 ルイス・ハミルトンはSQ3唯一のアタックラップで、途中までトップを狙えるペースで来ていたものの、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)がスピンしたことによるイエローフラッグの影響を受け、ミディアムタイヤでのSQ2のタイムを下回るタイムしか記録できず、7番手にとどまった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2024年F1第19戦アメリカGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 メルセデスは今回、アップデートコンポーネントとして、フロントウイング、フロントサスペンション、フロアエッジ、サイドポッド・インレット、コーク/エンジンカバー、フロアフェンスの変更を申告している。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP1 7番手(1分34秒093:ソフトタイヤ/27周)
スプリント予選 2番手(SQ1=6番手1分34秒125:ミディアムタイヤ/SQ2=5番手1分33秒544:ミディアムタイヤ/SQ3=2番手1分32秒845:ソフトタイヤ)

ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトン(メルセデス)
2024年F1第19戦アメリカGP ジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトン(メルセデス)

 今日の結果にはとても満足している。しばらくぶりにフロントロウを確保できた予選だったので、自分たちの前進に満足していいと思う。

 ここに持ち込んできたアップデートキットはうまく機能しているようで、今日の自分たちの競争力には少し驚かされたほどだ。

 スプリント予選はトリッキーなセッションだったが、SQ3でラップをうまくまとめることができた。特に最終セクターで力強い走りができ、それが2番手を確保する要因となった。

 ルイスは今日すごく速かったが、ついてないことに、イエローフラッグに引っ掛かった。本当なら2台で上位グリッドを確保できたはずだったのにね。それでも今日、チームとして、上位争いに戻ってくることができたのは素晴らしいことだ。

 レッドブル、フェラーリ、マクラーレンといったチームとの接戦になっている。この好調さを今週末継続できればいいね。トップ争いをするのを楽しみにしている。



(autosport web)