【】アストンマーティンがダブル入賞、マシン改善に手応え「競争力を感じ、勇気づけられた」とアロンソ/F1第12戦
7月8日
2024年F1イギリスGP決勝で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは8位、ランス・ストロールは7位でダブル入賞を果たし、チームのホームグランプリで合計10ポイントを獲得した。チーム代表マイク・クラックは「チームもドライバーも、マシンの改善のために懸命に取り組んでいる。今日の結果はその努力により正しい方向に向かっていることを示すものだ」と述べている。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(52周/52周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト→ミディアム
2台揃ってトップ10に入ってポイントを獲ったのは、チームにとって良い結果だ。今週末は競争力があると感じられたし、僕らの本来のポジションで戦えたように思う。過去何戦かと比べて、状況が良かったことに勇気づけられたよ。
どの時点でウエットタイヤを履くべきか、あるいはドライを選ぶべきかの判断に悩まされるトリッキーなレースだった。僕自身に関して言えば、インターミディエイトへのスイッチを1周長く待ちすぎたと思う。とはいえ、そういう時の判断は、どうしてもある程度は運次第になってしまう。
僕らにできるのは、とにかく改善を続けて、クルマからより高いパフォーマンスを引き出しながら、今後のレースに臨むことだけだ。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(52周/52周)
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト→ミディアム
トリッキーなレースだったが、うまくマネージメントをして、チームのためにしっかりポイントを稼ぐことができた。スタートが決まって、最初の蹴り出しでニコ(・ヒュルケンベルグ)をとらえた。そして、数周後に雨が降り始め、ピットに入ってインターミディエイトに交換した。ドライタイヤでどこまで耐えられるかの判断は、いつだって難しいものだ。我慢をしすぎて、バリアに突っ込んで終わるなんて結末は避けたいからね。僕らは適切な判断をしたと思う。
このトリプルヘッダーを、競争力のある週末で締めくくることができて良かったよ。チームの士気も一気に上向いた。この勢いをそのままハンガリーに持ち込みたい。
(autosport web)
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